ビー・エム・ダブリューはこのほど、ミドル・クラスの4ドア・クーペ・モデル「BMW 4シリーズ グラン クーペ」をベースにしたMモデル「BMW M440i xDrive Gran Coupe」を販売開始した。納車は、本年9月以降を予定している。

  • 新型「BMW M440i xDrive Gran Coupe」を販売開始

BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデル。今回発表の「BMW M440i xDrive Gran Coupe」は、Mパフォーマンス・モデルに位置付けられる。

  • 走行性能を高めたMパフォーマンス・モデル

安全機能・運転支援システムにおいても、最新世代へと進化。「BMW 4シリーズ」同様に、高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。

  • 専用色となるセリウム・グレーをキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用

コネクティビティにおいても、大幅な進化を遂げている。「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能となる。Apple CarPlayへの対応、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性を大幅に高めている。

  • 日本初認可のハンズ・オフ機能等の充実した安全機能・運転支援システムを搭載

また車両のキーを持たずとも、iPhoneをドア・ハンドルにかざすことで車両のロック解除/施錠、さらにはエンジンの始動も可能だ。メーカー希望小売価格は、1,005万円(税込)。