dTVが、本日26日の「幽霊の日」にちなんで、「ホラー映画作品」に関するアンケート調査の結果を発表した。
一口にホラー映画と言っても様々だが、今回のアンケートでは思わず目をそむけたくなるような残虐シーンが印象的なグロテスク系と、「自分の隣にこんな殺人鬼がいたら……」と人間の狂気にゾッとするようなサイコパス系とに分類し、どちらが好きかをアンケート調査。その結果、グロテスク系250票、サイコパス系620票とサイコパス系が圧勝する結果となった。サイコパス系を選んだ理由としては、「恐怖心理が刺激される」(60代以上・男性)など、サスペンスに近い感じが好まれており、一方、グロテスク系は「ゾンビ映画が好きだから」(40代・女性)という理由が目立った。
また、“国内外の好きなホラー作品”のアンケート調査も同時に実施。ジャパニーズホラーの火付け役となった中田秀夫監督の『リング』が359票を獲得し第1位に輝いた。02年にはハリウッドでもリメイクされた同作は、「1作品目のラストはそれまでにない恐怖でした」(50代・女性)、「リングの貞子は衝撃的だった。忘れられない」(30代・女性)などの声が寄せられた。
320票を獲得し、惜しくも第2位なったのは、死者の姿が見える少年と小児精神科医の交流を衝撃的な展開で描いたブルース・ウィリス主演の『シックス・センス』。この作品を選んだ理由としては、「結末に驚かされた。良い作品」(20代・女性)、「騙されて満足」(40代・男性)などが挙げられている。第3位は悪魔が12歳の少女に乗り移るという戦慄のホラー映画『エクソシスト』で、248票を獲得。「幼少期に見たからかもしれませんが記憶に残っている」(50代・男性)、「悪魔系が好き」(50代・女性)といった意見が寄せられるなど、70年代にオカルトブームを巻き起こし、今でも根強い人気を誇る作品だ。第4位以降も『呪怨』『13日の金曜日』『八つ墓村』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』など、興行的にもヒットした作品が選ばれている。
さらに、好きなホラー作品とは別に、“人生で一番怖かった国内&海外ホラー作品”に関するアンケート調査も実施。人生で一番怖かった国内ホラー作品では『リング』と『呪怨』が圧倒的で、「最後にテレビから貞子が出てくるのがマジ怖かった」(40代・男性)、「観た後しばらく一人でいられなかった」(30代・女性)、「お風呂に一人で入るのが嫌で嫌で仕方なかったです」(40代・女性)といった理由が目立った。
また、人生で一番怖かった海外ホラー作品は、国内作品に比べると回答にバラつきがあったが、中でも『エクソシスト』『13日の金曜日』は人気があり、その理由としては「初めて見たホラー映画で超絶怖かった記憶が鮮明に残っている」(50代・女性)、「ジェイソンが怖すぎます」(30代・女性)などが挙がっていた。 『死霊のはらわた』『チャイルド・プレイ』を挙げた30代の女性は「小学生の頃に観た時、人形が怖くなった。今観ても怖くないけど(笑)」と回答するなど、国内外問わず、子供の頃に観た作品の恐怖はいつまでも心に残っていることがうかがえる、
■好きなホラー映画作品TOP10
1位.『リング』(359票)
2位.『シックス・センス』(320票)
3位.『エクソシスト』(248票)
4位.『呪怨』(244票)
5位.『13日の金曜日』(226票)
6位.『八つ墓村』(220票)
7位.『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(207票)
8位.『SAW』(184票)
9位.『チャイルド・プレイ』(151票)
10位.『死霊のはらわた』(128票)
※複数回答可
アンケート調査方法
調査期間:2021年7月1日~25日
調査対象:dTV有料会員
調査方法:インターネットによるアンケート(※複数回答可)