東京五輪2日目となる24日、卓球混合ダブルスが行われ、メダルの期待がかかる水谷隼&伊藤美誠ペアが出場。オーストリアのシュテファン・フェガール&ソフィア・ポルカノバペアを4-1で下し、準々決勝進出を決めた。

  • 卓球混合ダブルス・水谷隼&伊藤美誠ペアが4-1で勝利した

    卓球混合ダブルス・水谷隼&伊藤美誠ペアが4-1で勝利した

水谷と伊藤という前大会のメダリストによる日本の超豪華ペアが、2018年欧州選手権の準優勝ペアを退けた。

第1ゲームは序盤から均衡したゲームが続いていたが、水谷がつなぎ伊藤が持ち前の強打で決めるという展開になってくると日本が徐々にリードを広げていく。結局、そのまま主導権を渡すことなく11-5でものにした。

第2ゲームを奪い返された後に迎えた第3ゲーム。水谷が要所でフォアからの強打をコースに決め切り、序盤から得点を重ねていく。終盤に追い上げられるシーンもあったが、11-9で粘るオーストリアペアを振り切った。第4ゲームは第3ゲームを競り勝った勢いそのままに、日本ペアは開始から9連続ポイントをゲット。水谷が仕掛けて伊藤が決めるゲームメイクで11-4で奪取した。

そして迎えた第5ゲーム。取れば勝利が確定する中でも落ち着いた試合運びで着実に得点を重ねていく。体格に優れるオーストリアペアに対しても強打で打ち勝つシーンも見せ、11-4で奪って準々決勝進出を決めた。

なお、準々決勝は25日に開催される予定。