ビズヒッツは7月21日、転職経験者を対象とした「転職先で感じたプレッシャーに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2021年6月22~28日、有効回答は500人。

プレッシャーに感じたこと、1位「人間関係の構築」

  • 転職先でプレッシャーに感じたこと

転職先で最もプレッシャーに感じたことは何か尋ねたところ、圧倒的に多かったのは「人間関係の構築」(220人)。回答者からは、「人間関係です。一人で中途入社したときに、誰とも仲良くなれなかったらどうしようかと思っていました」(女性、転職時22歳)との声や、「揺るがない人間関係ができあがっており、そこに入っていくのがしんどかった」「年下の上司だったので、接し方に気を使った」といった意見が寄せられた。

以下、2位「周囲からの期待」(130人)、3位「仕事からの内容」(117人)、4位「成果が出せるか」(29人)、5位「大きな仕事を任された」(12人)、6位「前職と異なる社風」(10人)、7位「社内ルールがわからない」(7人)と続いた。

転職先でのプレッシャーを克服するためにしたことは、1位「積極的なコミュニケーション」(153人)、2位「はやく仕事を覚える」(132人)、3位「スキルを高める」(41人)、4位「率先して動く」(22人)、5位「丁寧に作業する」(19人)、6位「できないことを伝える」(17人)、7位「周りに相談する」(16人)となった。

転職先でプレッシャーから解放されるまでの期間を聞くと、平均期間は約5.5カ月。最も多かったのは「~3カ月」(162人)で、次いで「~6カ月」(156人)、「~1カ月」(76人)と続き、8割近くが半年以内にプレッシャーから解放されたと回答した。一方、「まだ解放されていない」という人は19人、「退職まで」という人も16人いた。