俳優の安田顕が、映画『私はいったい、何と闘っているのか』(12月公開)の主演を務めることが23日、明らかになった。
同作はつぶやきシローによる著書の映画化作。地元密着型スーパーウメヤ(大原店)の万年主任・伊澤春男(安田顕)の姿を描き、愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに予想外の結末を迎える。
本作を手掛けるのは、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018年)をはじめ『神様はバリにいる』(2015年)などのヒット作を排出する李闘士男監督。主演の安田とは『妻ふり』以来の再タッグとなる。
安田は仕事や家族のために七転八倒する中流階級の中年男の日常を切り取った喜劇を体当たりで演じ、小池栄子、岡田結実、ファーストサマーウイカ、伊集院光が出演。その他にもSWAY(劇団EXILE)、金子大地、菊池日菜子、小山春朋、伊藤ふみお(KEMURI)、白川和子らなど多彩なジャンルの才能が顔を揃え、脇を固める。
本作初の映像となる特報映像も解禁。安田演じる主人公・伊澤春男が万年主任を務める地域密着型スーパーウメヤで、驚異の誤発注が勃発し、春男を呼ぶスーパーの人々の声に応え、春男は「伊澤春男、やるしかない。」と真剣な面持ちで出動するも、直後に「間違えてしまいまして、5,000袋」と笑う姿を見せる。
安田顕 コメント
試写を観た皆様の評判が良いのです。
もちろん嬉しいのですが、なかなかないくらい評判が良いので、不安です(笑)。
李闘士男監督とは2度目ということもあり、楽しく笑えるハートフルコメディに仕上げてくださると信頼し、現場では『クソ真面目に』滑稽な男を演じさせていただきました。
大好きな名優、小池栄子さんとも2度目の夫婦役。本当に恵まれてます。
なにより、出演された皆々様がキラキラ輝いているなんて、これ程嬉しいことはありません。
それってやっぱり、良い作品ってことです。
だから安心してください。
良い映画です。
年末年始くらいは楽しい気分で過ごしたい。
そんな方に観ていただきたい映画です。
老若男女、こぞって、是非。
李闘士男監督 コメント
安田顕演じる伊澤春男は、あなたの職場に、家庭に、満員電車の中に、スーパーに、飲み屋に大勢いる。
日本に100万人はいるだろう。
あなた自身がそうかもしれないし、あなたの夫、同僚、パパがそうかもしれない。
その伊澤春男がやらかして、やらかして、やらかした後、どうなると思います?
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