結婚や同棲後、家計管理をどうすればいいかというのは、多くの夫婦や恋人同士が悩むところかもしれません。さらに共働きの場合には、なかなか家計を管理する時間が取れないという人も少なくないでしょう。
今回は、結婚2年目にして3000万円の貯蓄を達成したインスタグラマーのmiiさんに、共働き夫婦の家計管理のコツや、話を聞きました。
miiさん(@mii_life__/29歳)
家計も家事もすべてを「半分こ」
――miiさんは結婚2年目で共働き家庭ですが、どのように家計管理をされていますか?
わが家は、家計も家事もすべて「半分こ」という方針です。
お給料が入ったら、毎月それぞれ20万円ずつを共通口座に入れて、家賃や光熱費、食費や貯蓄などのやりくりをしています。
残ったお金はそれぞれお小遣いにしていて、娯楽費やスマホ代、一人の食事代などにあてています。
――月々20万円ずつ共通口座に入れるというルールはどのようにして決められたのですか?
夫婦で話し合って決めました。結婚前に同棲していたときは、お互い15万円ずつ共通口座に入れていましたが、結婚を機にもう少し共通口座の貯蓄をふやすことにしたんです。
私たちの年収はほぼ一緒だったので、ルールを決める際に苦労したことはありません。ただ、今後もし子どもを授かった場合には、私の産休、育休時にどう家計を運用していくかが課題だと思っています。
結婚2年目にして貯蓄額は3000万円超え!
――昨年11月に、総貯蓄額が3000万円を超えたと投稿されていましたが、結婚前からそれぞれ節約をされていたのでしょうか?
結婚前からそれぞれに節約はしていて、独身のときに、私も主人も貯蓄が1000万円はありました。同棲時代から夫は浪費するタイプではないとわかっていましたが、夫の方が貯蓄額が多くて、驚きましたね。
夫は家計簿をつけないし、コンビニも大好き。でも、海外旅行や外食をあまりしないので、それだけ貯められたんだと思います。結婚後もコツコツと節約を心がけて、1年目で660万円を貯蓄することができたため、総貯蓄額が3000万円を超えました。
――夫婦で協力して節約に取り組むための秘訣はなんですか?
マネー会議ですね。大きな買い物をするときに相談することはもちろん、私は、毎週末すべてのレシートを家計簿に反映させる作業を夫の前でしています。
もし無駄遣いなどがあればその場で反省して、改善することができます。また、二人で貯蓄の目標額を設定しており、金融資産を購入する際にも、相談しながら協力しています。
節約生活には「逃げ道」を作って
――すごく長い間節約生活を送られていると思うのですが、継続するコツはありますか?
無理のない節約をすることです。
節約"生活"は終わりがなく、ずっと続けていくものだと思っています。住居環境、日々の食事、交際費、旅行など、すべてに糸目をつけずに楽しむとお金はなくなります。
ただ、すべての項目を節制するのもストレスが溜まるので、1つだけはお金をかけてもいい自分の逃げ道を作っておくと、無理なく続けられると思います。ちなみに私の場合は、大好きな旅行です!
――最後に、今後の目標を教えてください!
直近の貯蓄目標は、主人が30代のこれから8年の間に、金融資産を3000万円にすることですね。
家計管理については、欲を言えば、年に1回は海外旅行を楽しみながら、年間300~500万円程は貯蓄したいです。そのためには共働きが必須だと考えており、夫婦協力しあっての生活が大切だと感じています。
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夫婦で協力して3000万円もの貯蓄を達成し、20代でマイホームを持ったmiiさんの言葉には、とても説得力がありますね。昨年からは投資も始めたmiiさん。これからも、堅実にかつ生活を楽しみながら送っていかれる姿が見られそうです。