俳優の北村匠海が主演を務める、映画『東京リベンジャーズ』(7月9日公開)の場面写真が20日、公開された。
同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタを助けるために、ヒナタの弟・ナオトとともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。
今回は、主人公・タケミチ(北村匠海)が高校時代にいつもつるんでいた溝高五人衆の1人・アッくん(磯村勇斗)が、警察も手に負えない東京卍會の闇に翻弄され、見る影も無いほどに変わり果ててしまったという「闇堕ちアッくん」のビジュアルが解禁となった。
トレードマークだった赤髪のトサカヘアは黒髪オールバックに、全身には入れ墨が施され、やつれて生気を失ってしまったその眼差しからは高校時代の明るい笑顔のアッくんの面影は感じられない。さらにもう片方のビジュアルでは目にうっすらと涙を浮かべ、何かを覚悟しているような表情にも見て取れる。この10年で一体何があったのか、気になるビジュアルとなっている。
このビジュアルは、過去から現代に戻るとなぜか警察にマークされる存在になっていたアッくんの事を知ったタケミチが、10年ぶりに会いに行くという、重要なシーンで披露される。磯村は本シーンの撮影に向け、役作りの為短期間での減量を敢行。「あそこのシーンは最初のインパクトが大事だと思っていて、タケミチにとっても大切なシーンになるから、しっかり作り上げたいと思った」と語っている。SNS上でも感動のコメントが殺到しており、実際に撮影中には、北村、磯村それぞれが何回テイクを重ねても毎回同じところで涙をこらえたと明かす。プライベートでも親交の深い2人だからこそ撮ることができたシーンとなっている。
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(C)和久井健/講談社 (C)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会