モデルでタレントのトラウデン直美が、20日発売のファッション誌『CanCam』9月号(小学館)で同誌専属モデルとしては歴代最長となる8年6カ月目を迎える。

トラウデン直美

これまで藤原紀香、長谷川京子、押切もえ、蛯原友里ら多くの人気女優、タレントを輩出してきた同誌で、専属モデル歴は山田優の8年5カ月が最長。トラウデンは同誌9月号でその記録を抜き、新たな“かわいい”の伝説を作る。

最近は、慶應義塾大学法学部在学中の知性派モデルとして、報道や情報番組のコメンテーターにもひっぱりだこの彼女。情報番組での核心をついた“神コメント”は、同世代の女性だけでなく広い世代にも共感を呼んでる。そんな彼女はモデルとしてのキャリアも“神”レベル。2012年、「ミス・ティーン・ジャパン」グランプリ受賞で注目を浴び、史上最年少、13歳の専属モデルとして『CanCam』デビュー。デビューを飾った号では、「超大型ルーキー登場!」とその逸材ぶりが特集された。

その後は、地元・京都から通いながら、モデルとしてのキャリアを重ね、広告やファッションショーの世界でも欠かせない存在に。『CanCam』では、“トラちゃん”の愛称で呼ばれ、いまや雑誌の“顔”というべき存在になっている。今回、同誌専属モデルとして歴代最長となったことを受け、トラウデンは「13歳の頃、モデルとして右も左も分からない、名実ともに“子供”だった私の今があるのは、『CanCam』があったから。感謝感謝です! ここまできたら誰にも抜かれないほどの最長記録を目指します」と意気込みを見せている。

昨年からは、ライフワークとしているSDGsの連載も同誌でスタート。各界の専門家との対談を通して、世界をよりよく変える、新しい生き方を考える同連載は、今年1月に環境省のサスティナビリティ広報大使に選任されただけあって、時宜を得た内容でためになること大。モデルとして登場するサスティナブルなファッション特集も人気だ。また、女性の社会進出やジェンダー問題にも関心があり、今年2月には厚生労働省「コロナ禍の雇用・女性支援プロジェクトチーム」メンバーにも選ばれ、その活動の場は広がるばかり。積極的に社会問題にコミットする姿は、日本には少なかった新しいモデル像を作り上げている。