俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『CUBE』(10月22日公開)の特別映像、及びクリエイター参加が18日に公開された。
同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。
この度、数多くのハリウッド作品で多大な影響を与えカルト的人気を誇る“伝説のタイトルデザイナー”カイル・クーパーが同作が参戦することが明らかに。“邦画初”のコンセプトデザイン担当というサプライズ情報、さらには、豪華キャストが語る体験コメント&劇中新映像を交えた「特別映像~キャストコメント編~」を公開した。
カイル・クーパーがこれまで手がけてきたのは、『セブン』、『ミッション:インポッシブル』全シリーズ、『スパイダーマン』全シリーズ、『アイアンマン』『X-MEN』などMARVEL作品全般、『ハムナプトラ/失われた砂漠の秘密』『シャーロック・ホームズ』『トロン:レガシー』『GODZILLA』『LIFE!』『キングコング髑髏島の巨神』『ウォーキング・デッド』(TVシリーズ)、『メタル・ギア・ソリッド』シリーズ(ゲーム)、『Death Stranding』(ゲーム)他多数。ハリウッドで知らない人はいないほど、数多くのハリウッド作品、クリエイターたちのインスピレーションを与えてきた。
また特別映像では、謎の部屋「CUBE」のセットの中で、かつてない撮影体験を振り返るメインの6人のキャストコメントを公開。主演の菅田は「なんか不思議な疲れ方するんですよね『CUBE』って、この理不尽な環境の中アクシデントが起こった時に何が出るかっていうのがこの『CUBE』」と、魅力を振り返る。
岡田将生は「『CUBE』から脱出できることはちょっと嬉しい」と、カルト的人気を誇る作品のリメイク参加へ笑みを浮かべ、吉田鋼太郎は「頭の中が疲れる新鮮な感じ」と、奇妙な疲労感覚に襲われた現場を語る。杏は「新体験、新感覚になる」とストレートに称し、田代輝は「オリジナル版を観た事がある人も楽しめる」、斎藤工も「観た事ない所に観客を連れて行ってくれるエンターテイメント作品が生まれたと思っています」と、大きな自信をのぞかせている。映像ではコメントに加え、「CUBE」から脱出を図ろうとする6人の姿と襲いかかる衝撃の殺人トラップなど劇中新映像も公開された。