フジテレビ恒例の夏イベントが、2年ぶりに復活することが18日、明らかになった。今年はバーチャル空間を中心に、『THE ODAIBA 2021 バーチャル冒険アイランド』と題し、8月14日~9月5日に開催される。
これまで『お台場冒険王』(03~08年)、『お台場合衆国』(09~13年)、『お台場新大陸』(14年)、『お台場みんなの夢大陸』(15~17年)、『THE ODAIBA』(18年~)を開催し、03年から19年までの17年間で集客した数は実に6,800万人以上。ひと夏あたりの平均来場者数は400万人を超え、日本の夏を代表する大型イベントとなっていたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開催を断念した。
そして迎えた2021年の夏。コロナ禍でも誰もが安心して楽しめるイベントにするため、今年は思い切ってバーチャル開催に転換。専用アプリをダウンロードさえすれば日本中どこからでも無料で参加できる。
ユーザーは自身のアバターを介してバーチャルパークを自由に歩き回ることができ、パーク内に仕掛けられたさまざまなコンテンツを楽しむことが可能。恒例企画「めざましライブ」がバーチャルステージで開催されるほか、障がい、性、世代などに関わらず誰もが一緒になって楽しめる芸術祭「True Colors Festivalスペシャルライブ」、地球の未来を考える「SDGs CHALLENGE 2021 未来を変えるFUTURE TALK」、“1分で世界を変える”アイデアを動画で募集しグランプリを決める大会「SDGsクリエイターズグランプリ」など、ダイバーシティの精神と、SDGsに関する活動の大切さを再認識できるようなコンテンツをラインナップする。
コロナ禍で集客イベントの多くが中止に追い込まれる中、「はなれていても、つながる!」を合言葉に開催される同イベント。21日からはフジテレビ社屋にLIXIL PARKがオープン(10~19時)し、共生社会の実現に向けた、誰もが使いやすいパブリックトイレを設置する。
このテーマに共鳴したお笑いコンビ・EXITが『バーチャル冒険アイランド』のアンバサダーに就任。りんたろー。と兼近大樹の2人が、アバターの姿でバーチャルパークに登場し「SDGsクリエイターズグランプリ」のMCを務める。さらに、永島優美アナウンサー、井上清華アナウンサーも、EXITと共にアンバサダーを務める。
そして、グローバルボーイズグループ・JO1が歌う「REAL」がイベントテーマソングに決定した。
りんたろー。は「仕事がない時にお台場来場者に対して60日間ミストをかけるという仕事をしていました! それから約10年?こうして公式アンバサダーを務めさせていただけることは劇エモです! 夏のお台場をもりあげられるようバイブス全開でぶち上げていくんでしくよろです!」、兼近は「真夏のお台場をミストで涼しくする仕事を2年間やっていたので、感慨深さマリアナ海溝。居酒屋えぐざいるでナンパしてたあの頃が懐いぜ。べらぼうにションテンガルアーな夏にしましょう!」とコメント。
JO1の與那城奨は「今回、僕たちの4th single『STRANGER』の中から表題曲『REAL』をイベントテーマソングに選んでいただき本当にありがとうございます!! 今回のSingleは、”まだ見ぬ新たな自分に出会う”をテーマに、今までにない新たな曲調になっています。この曲がたくさんの方々に届いてくれるとうれしいです! ぜひ、たくさん聴いてください!!」と話している。
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