映画『東京リベンジャーズ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が17日に都内で行われ、吉沢亮、山田裕貴が登場した。
同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタを助けるために、ヒナタの弟・ナオトとともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。
吉沢は同作について「マイキーは学ランを肩に掛けるスタイルなんで、それが結構難しいんですよ。あの状態でお芝居したり、アクションシーンとかもそうなんですけど、やっぱりどうしても落ちる。どうにか落ちないように、肩をこんな風になりながら」と、肩をいからせ学ランが落ちない工夫を再現する。
アクションについては「マイキーのハイキックをどう表現するのかという部分で、実は原作のマイキーよりもアクロバティックというか、カポエラみたいな技をアクション監督がつけてくださって、どうやって後ろ回し蹴りを届かすか、めちゃくちゃ練習しました」と明かす。身体は硬いそうで、「こんなですから」とその場で見せた前屈でも床まで届かないながら、「当時は毎日、サウナとかで10分ぐらい柔軟していた」と振り返った。
また、浴衣姿で夏の出で立ちということで、夏の思い出を聞かれると、吉沢は「地元の友達とかと集まって、神社とかでペットボトルに水を半分くらい入れて、ポーンって1回転させて立たせる遊びを、オールで朝までやってました。バグってるんですよね、当時」と地味めな思い出話を披露。山田が「最近じゃないよね!? 立ったときにどういう反応するの?」と尋ねると、吉沢は「うぃ〜」と反応を再現し、「別にそんな騒ぐでもないけど、最初から最後までやり続ける、なんか変な楽しみ方もありましたね」としみじみ。ここでイベントが終了時間となり、山田は「その話で終わるの!?」と驚く。
降壇時には、吉沢が階段で転びそうになってしまう一幕も。一瞬バランスを崩す吉沢に、後ろの山田が手を伸ばすも、吉沢は両手を広げ体勢を立て直してそのまま進んでいた。
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