マッチングアプリ大学(ネクストレベル運営)は7月16日、社内恋愛に関する調査結果を発表した。調査期間は2021年5月17~31日、調査対象は「社内恋愛の経験がある」または「現在社内恋愛中」の20歳以上の個人、有効回答は271人。
社内恋愛のメリット、1位「お互いのスケジュールを把握しやすい」
同僚や部下・上司、先輩・後輩が恋人へと変わった理由は何だったか聞くと、「仕事」(複数回答)が全体の55.0%を占めた。好意を抱くきっかけとしては、「一緒に仕事をした」「仕事を教えてもらった」「トラブルやミスをカバーしてもらった」といったエピソードが目立った。
社内恋愛について、「秘密にしている」と答えた人は43.2%。一方、「特定の人だけにオープン」は33.9%、「オープンにしている」は20.3%となった。
社内恋愛のメリットを問うと、1位「お互いのスケジュールを把握しやすい」(55.0%)、2位「相手の仕事の様子を知ることができる」(39.1%)、3位「勤務時間が一緒なので勤務後も会いやすい」(33.2%)と続き、「特にない」(4.1%)以外の95.9%の人は、社内恋愛に対して何らかのメリットを感じていることがわかった。
一方、デメリットについては、「特にない」(31.0%)が最も多かったものの、2位「業務で異性と接しているのに、恋人に嫉妬される」(19.2%)、3位「プライベートで気分転換ができない」(15.9%)、4位「会社の飲み会などでもハメを外せない」(13.7%)など、半数以上が「交際相手と一緒の職場にいることに対する閉塞感を少なからず感じている」ことが浮き彫りになった。
社内恋愛の結果、関係性はどうなったのか質問すると、「破局」が最も多く59.8%。他方、約4人に1人の24.7%が「結婚した」、15.5%が「現在進行中」と回答した。