東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会はこのほど、東京2020大会の開幕前から会期中にかけて、東京2020マスコットの新コンテンツやポスター展示など大会に向けたコンテンツや取り組みについて発表した。

  • LINE スタンプ第 3 弾

同委員会は、東京2020オリンピックマスコット「ミライトワ」と、東京2020パラリンピックマスコット「ソメイティ」について、さまざまなコンテンツを提供している。

7月13日からは、東京2020LINE 公式アカウントにて、東京2020マスコットのLINEスタンプ第3弾(16種類)の配信を開始した。公式アカウントから「東京2020大会の最新情報を受け取る」に同意すると、無料でダウンロードができる。ダウンロード期間は9月5日まで。

「Yahoo!きせかえアプリ」と、「Yahoo! JAPAN アプリ」および「スマートフォン版 Yahoo! JAPAN(ブラウザ)」には、ミライトワとソメイティのきせかえテーマも登場する。東京2020オリンピックマスコット「ミライトワ」のきせかえテーマは7月12日に配信を開始。東京2020パラリンピックマスコット「ソメイティ」のテーマは7月21日から配信スタートする。きせかえテーマの配信期間は9月30日まで。

  • 「Yahoo!きせかえアプリ」と「スマートフォン版 Yahoo! JAPAN(ブラウザ)」

7月21日頃には、江東区有明のシンボルプロムナード公園の石と光の広場西側に「マスコットガーデン」を設置。高さ 4mを超えるミライトワとソメイティが、花で装飾したフラワーモニュメントとして登場する。

東京2020マスコットの調べ学習用子供向けコンテンツも公開する。「東京2020オリンピック・パラリンピック競技図鑑」では、競技のルールや見どころを調べて、世界に一つだけの東京 2020オリンピック・パラリンピック競技図鑑を作成することができる。「東京2020オリンピック・パラリンピック応援ボード」は、観戦を予定している試合に参加する国・地域の応援の言葉やイラストを書き、応援ボードを作成することができるコンテンツ。

東京2020オフィシャルショップでは、マスコットの誕生日を記念したPOPの掲出。大会本番に向けて多数の東京2020マスコットデザイン商品が登場する。「ぬいぐるみ 2L」(2万1,780円)、「こけし」 (8,800円)、「パタパタ応援マスコット」(3,300円)、「ポージングぬいぐるみ」(3,300円)など。

  • 東京 2020 公式ライセンス商品の新商品も登場

ミライトワ、ソメイティそれぞれのInstagramアカウントでは、大会アンバサダーとして、彼らの活動の様子をはじめ、大会に関するさまざまな情報を発信する。

  • Instagram アカウントで情報発信

同委員会では、2015~2019年にかけて、全国の小・中学校、特別支援学校、海外の日本人学校などに在籍する児童・生徒を対象に、オリンピック・パラリンピックをテーマとしたポスター募集を行ってきた。代表作品は東京 2020 公式サイトに掲載。これらのポスターは大会期間中、羽田空港内に展示する。

  • 子どもたちが描いた絵を羽田空港内に展示

10月3日までは、日本オリンピックミュージアムにて「Tokyo 2020 Olympic and Paralympic ART 展−みんなが描くオリンピック・パラリンピック−」、7月20日~9月5日には、東京都美術館にて「東京2020公式アートポスター展」を開催する。

また東京大会独自のプロジェクト「PEACE ORIZURU」は、スポーツの持つ力で紛争の無い世界の実現を目指す活動である「オリンピック休戦(Olympic Truce)」の考え方を広めるための取り組み。7月 15日からは、平和への思いをモニュメント化し、成田空港Terminal 2の到着フロアに設置する。日本の伝統的な折り鶴と、日本で古くから特別な舞台に使われ続けている檜を素材に使用したモニュメントで、海外から到着した選手や関係者に、おもてなしの心と平和への思いを伝えるという。