女優の菅野美穂が、日本テレビ系大型特番『24時間テレビ44』(8月21~22日、東京・両国国技館から無観客生放送)のチャリティーパーソナリティーに決定。14日、東京・汐留の同局で行われた制作発表会見に出席し、意気込みなどを語った。
チャリティーパーソナリティーを務めるのは09年以来、12年ぶり2回目となる菅野は「前回参加させていただいたときはまだ独身で、この12年で子供が生まれたことで、前回のときのほうが、世の中に対する目を持っていたと思っていたんです。今はまだ子供に手がかかる時期ですので、どうしても世界のニュースよりも子供の体調を気にしてしまい、近視的なものの見方になって、これからを生きる子供を育てているのに、そうなってしまう自分は良くないなと思っていた中で今回お話でした。(メインパーソナリティーの)King & Princeさんやこれから未来を生きる人たちに教えたいこと、伝えたいこと、思いを、私も今一度改めて考えたいと思います」とコメント。
また、「“チャリティーパーソナリティー”と言われちゃうと荷が重くて。日本の平均年齢が上がってきて、私くらいになってると思うので、“平均年齢の1人”という感じで参加させていただきたいなと思います。こんな頼りない40代ですけど、よろしくお願いします(笑)」と呼びかけた。
そんな菅野の挨拶に対し、長年総合司会を務め、今年も「24時間テレビサポーター」として参加する徳光和夫は「菅野さんは12年前、今(日テレの)副会長になってます小杉(善信)さんと『こんなに面白い女優さんはいない!』と話してたんですけど、結構普通の人になっちゃったなという感じがいたします」と評し、菅野は「さびしいーー!!」とショック。
だがその後、今年のテーマにかけて「自分の身の回りの変化」を聞かれた菅野が「チャリティーパーソナリティーの解禁日が今日だったので、これまで夏のお誘いを頂いても予定をモゴモゴ言ってたのを、これを機に『仕事の都合があって』と断り方が変わりました。すいません、しょうもない答えで(笑)」と焦りながら釈明すると、徳光は「これが12年前の菅野さんです!」と絶賛していた。
今年の『24時間テレビ』のテーマは「想い~世界は、きっと変わる。」。メインパーソナリティーはKing & Prince、2年ぶりの復活となるチャリティーパーソナリティーは菅野美穂、スペシャルサポーターはチョコレートプラネット、24時間テレビサポーターは徳光和夫、総合司会は羽鳥慎一と水卜麻美アナウンサーが務める。