女優の門脇麦が主演を務める、テレビ東京の新ドラマ『うきわ ―友達以上、不倫未満―』(8月スタート 毎週月曜23:06~)のキャストが14日、明らかになった。
同作は野村宗弘による人気コミック『うきわ』の実写ドラマ化作。社宅住まいの主婦・中山麻衣子(門脇麦)は、隣室に住む夫の上司・二葉さん(森山直太朗)とベランダの壁一枚を隔てて会話をしたことで仲良くなる。2人の共通点は配偶者に浮気されていることで、これは不倫じゃないと自身に言い聞かせながらも、相手の心に触れ合うにつれ惹かれ合っていく。「不倫まで壁1枚」という、お隣同士の危うい関係を描く。
追加キャストとして、麻衣子の夫で“たっくん”こと中山拓也役に大東駿介、二葉さんの妻の二葉聖役に西田尚美、たっくんの同僚・福田歩役に蓮佛美沙子、聖が通う陶芸教室の先生・田宮悠役に田中樹(SixTONES)、麻衣子のパート先のクリーニング屋のアルバイト・佐々木誠役に高橋文哉、二葉さんとたっくんの部下・愛宕梨沙役に小西桜子と、個性豊かなキャストが集結。白衣装をまとう不倫に絡む大人4名と、そこに巻き込まれていく若者2人、様々な関係と想いが交差する。
また今回、メインビジュアルも公開された。麻衣子と二葉さんの距離を縮めるきっかけでもあり、次第に憩いの場にもなっていくベランダで、「不倫まで壁一枚」の関係が表現された。
田中樹 コメント
このドラマのお話をいただいた時に「不倫モノ」と聞いて、人間関係がドロドロなドラマを想像しましたが、原作を読んでみるとかなりイメージと違いました。僕が演じる田宮くんはストレートでピュアな男の子。だから素直にシンプルに演じようと思い臨んでいます。このドラマはいい意味で平凡。そこが溶け込みやすく、自分と状況が違ってもどこか共感しやすいのではないかなと思います。「不倫」「浮気」といったジャンルに騙されず、そしてフィルターをかけずに見てもらえると嬉しいです!
高橋文哉 コメント
こんにちは、佐々木誠役で出演させて頂きます、高橋文哉です! この役は門脇麦さん演じる中山さんと職場が一緒であり、一見クールでありながら、人の事をよく見ていて相手の気持ちを汲み取ることができるからこそ中山さんの変化や心情に言及していく役どころです。僕自身、クールで実年齢より年上な役を演じることが初めてでして、風間監督や門脇麦さんに撮影をしながら日々勉強させていただいております。中山さんと佐々木くんの掛け合いは温度差や考え方の違いが見えて、とても面白いと思います。佐々木くんの成長も合わせてご覧ください!
小西桜子 コメント
愛宕梨沙役を演じさせていただきます。小西桜子です。友達以上、不倫未満の純粋さや切なさがじわじわと沁みて、脚本を読んでいて胸が苦しくなりました。人間らしく魅力的な登場人物に、男女問わずどこか共感したり、少しでも救われることがあるのではないかなと思います。愛宕さんの妙に達観したユニークなキャラクターも、楽しんでいただけたら幸いです。
大東駿介 コメント
日常の決断で生まれた小さな波紋が、いつの間にか大きな波に変わり、大切な人が“うきわ“を必要とすることになってしまう。僕のせいですごめんなさい。と毎朝心で唱えてから現場へ向かい、それは心にしまって、日々波を起こしております。とはいえ、その波が心地よいこともあるのかもしれませんね。
蓮佛美沙子 コメント
まだ役をお引き受けする前、プロデューサーさんと〝福田さんを通して何を表現したいのか〟を話し合っていた時、いつの間にか「この人(福田さん)を助けてあげたい」と思うようになりました。福田さんは、息苦しく海を泳ぐ魚のような人です。彼女が何に囚われ、何に救いを求め、どう変わっていくのか、ぜひハラハラザワザワしながら、見守ってもらえたらと思います。
西田尚美 コメント
原作を読んだのですが、ほのぼのしてる雰囲気に油断してると、いつの間にかドキドキきゅんきゅんするお話です。私は、二葉さんの奥さんである二葉聖という女性の役です。原作では、顔が一切描かれておらず後ろ姿だけなのですが、彼女の想いがすごく感じられて胸が詰まるような、なんとも言えない気持ちになりました。ドラマでは聖さんのそんな表情や感情が表現出来たらと思っています。是非、うっかり油断しながらご覧下さい。
(C)野村宗弘・小学館/「うきわ―友達以上、不倫未満―」製作委員会