ラッパーのRin音が、HuluとTikTokの共同プロジェクトによるコンテンツ『Once in a Blue Moon』(20日配信スタート)で、憧れである音楽プロデューサー/DJのtofubeatsと初対面する。

  • Rin音(左)とtofubeats

TikTokで活躍するアーティストが憧れのアーティストを指名し、コラボパフォーマンスや対談を繰り広げる『Once in a Blue Moon』は、今回が第3弾。Rin音にとってtofubeatsは「僕の耳にすっと入ってきて、それからずっと聴いている」と敬愛してやまない存在だ。 20日20時からTikTokでライブ配信・その後Huluで完全版として独占配信されるスペシャルライブでは、Rin音とtofubeatsがそれぞれの楽曲を披露。Rin音は「僕の紆余曲折するような感情をすごく愛せるようにしてくれた」という代表曲「snow jam」など全5曲を、tofubeatsはiTunes Storeシングル総合チャートで1位に輝いた「水星」など全3曲を披露する。

さまざまな機材を使いこなすtofubeatsのステージに興味津々なRin音。そんな中、Rin音がもっとも感動したのが、tofubeatsによる「RIVER」フルバージョン・パフォーマンスだ。同曲はtofubeatsが映画『寝ても覚めても』のために書き下ろした主題歌ですが、実はRin音がすごく好きな曲で、今回もtofubeatsに歌ってもらうことを熱望していたという。

「そう聞いたので、今日は熱唱させてもらいました」と、ステージ上で明かしたtofubeats。Rin音が「すごくうれしかったです。めちゃくちゃカッコよかったです!」と大興奮したパフォーマンスに注目だ。

Huluでは、20日20時30分から、スペシャルライブの配信と合わせ、Huluのみで視聴可能なコンテンツを配信。TikTokで縦画面配信されるライブを横画面で観られる完全バージョンに加え、Rin音の素顔に迫る独白ドキュメンタリーや、tofubeatsとの初対談を公開する。

小学校で撮影された独白ドキュメンタリーでは、「楽曲は自分のために作っている」というRin音の原点や、「人見知りだった」学生時代、ラップを通して得たもの、安心する言葉などについて告白。また、体育館や屋上で貴重なフリースタイルも披露している。

そして、tofubeatsとの対談でも、Rin音が「すごく貴重な話!」と目を輝かせる話が続々と飛び出すことに。tofubeatsが愛用するオートチューンにまつわるトークでは、tofubeatsから「僕は歌がすごく下手。今でも『生歌は聴かれたくない。ちょっと生歌はNGなんで』と言って、スタッフを困らせている(笑)」との告白も。そんなtofubeatsは、MCバトルで勝ち上がった後にメロウな音楽を作り始めた“Rin音の音楽性&ビジョン”が、気になって仕方なかったそう。その核心にズバリ斬り込んだことで判明した“Rin音の二面性”や“音楽に対する責任感”に驚きを隠せず…。

収録を終えたRin音は「普段のインタビューではそんなに深くまで話す機会がないので、今回は新鮮でした。尊敬しているtofubeatsさんにも聞きたいことがめちゃめちゃあったので、収録を楽しみにしていたんですけど、実際すごく貴重な話をさせていただいて…。これからの人生に対して『どうなっていくんだろう…』という不安もあったんですけど、対談させていただいたことで、光のようなものが見えた気がしました。ライブも楽しかったです。tofubeatsさんのライブはやっぱカッコいいですね! 楽曲と楽曲のつなぎとか、すごく勉強になりましたし、感動しました。しかも、気さくに話しかけてくれるなど、人間的にもカッコいい! tofubeatsさんの人間性や音楽を参考にさせていただきつつ、自分の表現や信念を常に楽曲に反映させられるような音楽作りをしていきたいと思いました」と話している。

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