稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」と日本財団による基金「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)は13日、第8弾となる支援先を発表した。また、まだまだ収束の見えないコロナ禍において今後もさらなる支援が必要と考え、募金期間を2022年3月31日まで延長することも発表した。

  • 左から稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾

今回の支援先は、感染症指定病院(特定・第一種・第二種感染症指定病院)34病院。日本財団が 2021年4月6日より5月31日まで募集をかけた「日本財団 新型コロナウイルス感染症対策整備支援 [感染症指定病院(特定・第一種・第二種感染症指定病院)]」に応募があった病院の中から6月~7月中旬の審査の末、選ばれた。

感染症指定病院(特定・第一種・第二種感染症指定病院)又はそれに準じる自治体指定のモデル病院等であり、新型コロナ感染症の患者の受け入れなどに積極的な病院の中から、特に、人口100万人以上の都市(近隣市町村含む)又は感染者数が多い都道府県に所在する病院の内、コロナ患者の受入実績が多い先から選定、諸々の条件にあった病院を選んだ。支援金は過去最高となる総額1億6329万円。

稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、日本財団会長の笹川陽平氏がコメントを寄せた。

■稲垣吾郎
皆さんからの貴重な寄付を多くの方々のために活用させていただけることを心から感謝申し上げます。各病院への支援が困っている方の少しでも助けになればと思います。

■草なぎ剛
日々、寄付をしてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。 感謝の気持ちを込めて皆さんに寄り添っていけたらと思います。

■香取慎吾
皆さんからいただいたご支援が、たくさんの笑顔を作っています。あなたの愛に感謝しています。 まだまだ大変な時間が続いていますが、一歩づつ前に進んでいきましょう。一緒に。

■日本財団会長 笹川陽平
『LOVE POCKET FUND』に大変多くの皆さまから、ご寄付を賜りありがとうございます。 おかげさまで 2021年7月12日現在、418,253,912円のご支援を頂きました。 この浄財より1億 6,329万円を全国34の感染症指定病院に、人工呼吸器・簡易陰圧装置等の医療機器、医療用消耗品などの購入の援助に充てさせて頂きます。 日本財団では、昨年度も127の救急指導医指定施設にドクターカーなどの支援をいたしました。 今後とも、このコロナ収束に向けて『新しい地図』の皆さんと共に支援活動に取り組んでまいります。