初版から約80年経った今も、多くの人に愛され続ける宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」。その作品をイメージした美しいゼリーがツイッターで話題となっています。

試作段階だけど恐ろしく可愛いゼリーを作り出してしまって狼狽えてるので見てほしい…
銀河鉄道の夜をイメージしたゼリー
こんな色でも天然色素
味とか大きさとかもう少し改良します
(@yamaneko_coffeeより引用)

鮮やかなブルーに散りばめられた星……まさに「銀河鉄道の夜」のようで素敵ですね。

この投稿を見た人からは、「これはスゴい〜」「天才」「透き通るような夜空が美しすぎる…」 「めちゃキレイ」「食べ物と思えない」「宝石かと思いました...! 」「芸術品レベル!! 」と称賛の嵐。まだ試作段階ではあるものの、「うおお、これは是非ともご賞味させてもらわねば…」「食べに行きたい~」と、早くも商品化を望む声が続々と。

さらに、「銀河鉄道の夜」の著者・宮沢賢治の故郷にちなんで、「実際に岩手県花巻市とコラボしてまるかんデパートや道の駅とかで販売して欲しいッ! 岩手県知事さん、見ていらっしゃいます?? 」という声も寄せられていました。

投稿者であり、滋賀県でカフェを営む山猫軒さん(@yamaneko_coffee)にお話をうかがいました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― このゼリーはどのようにして作られたのですか?

山猫軒さん:アガーでバタフライピーのゼリーを作りました!

―― どうして「銀河鉄道の夜」をイメージしたゼリーを作ろうと思われたのでしょうか?

山猫軒さん:夏向けの商品が作りたくて、店舗名が宮沢賢治先生の作品からいただいているのもあり、関連を持たせたかったのと、先生といえば「銀河鉄道の夜……! 」だと思いました。 写真家でCGイラストレーターのKAGAYAさんにも影響を受けています。

―― 試作段階ということですが、今後お店で出される可能性もありますか?

山猫軒さん:もう少し改良して、納得出来たら提供したいと思ってます!

―― 今回のツイートが話題になっていることについて、率直な感想を教えてください。

山猫軒さん:沢山の方に見ていただけてありがたいです! めちゃくちゃ簡単なのでおうち時間や夏休みを利用して作るのも楽しいと思います。


商品化されたら、ぜひ、食べに行ってみたいですね。