フジテレビ系ドラマ『推しの王子様』(15日スタート、毎週木曜22:00~ ※初回15分拡大)の第1話完成報告会が12日に行われ、主演の比嘉愛未の天然エピソードを、共演者たちが明かした。
比嘉の相手役を演じる渡邊圭祐は「比嘉さんって、天然なところがものすごくあるんです」と暴露。「監督がかけてらっしゃったメガネがだいぶ分厚いですね、という話をしていたら、目の前にいたコンタクトの方と視力が同じだったんです。すると比嘉さんが『こんなに分厚いんですね』というメガネから、そのままコンタクト(の厚さ)を横から見ようとしたんですよ」と不可能な比較をしようとしたそうで、「そういう細かいところをしっかりレシーブしていくという“リベロ精神”みたいなものが、すごく僕の中で育ったなと思います」と、ツッコミ能力が鍛えられているそうだ。
さらに、白石聖は「みんなで絵しりとりをしてたんですけど、私が『ルーズソックス』を描いて比嘉さんにお渡ししたら、“あっ、分かった分かった!”っていう感じだったんですけど、“ス”から始まるものじゃなくて、『クリリン』と描いてて(笑)」と思い出し笑い。ディーン・フジオカも「しかも“ン”で終わっちゃう(笑)。その日ずっと『クリリン』って呼ばれてたもんね」と回想した。
こうした報告を受け、比嘉は「本当に私の良くないところで、感覚で全部捉えてしまうので、『ルーズソックス、ああ!“ク”って思っちゃったんです。本当に痛いなあと思いました」と反省。一方で、“このドラマを通して自分が成長した部分”という質問を受けて、ディーンが「現場でホットコーヒーが飲めるようになったらいいな」と願望を語りだすと、「脱線が過ぎませんか!?」と、しっかりツッコミを入れていた。
また、渡邊が比嘉について、「本当に裏表がない、飾りがない、初日に会ったときからコンプレックスを明かしてくれるくらいすごくオープンな方で、一番疲れてらっしゃるのに絶えず笑顔なんで、すごく尊敬してます」と話すと、比嘉は「純粋にうれしいです。本当に私はただただ楽しくて、ウソつけないのでまんま(性格が)出てるだけなんですけど、みなさんが寛大な方ばかりなので、こうやって私のボケボケも拾って、生かして、伸ばしてくださるので、楽しいです(笑)」と感謝した。