俳優の西島秀俊が主演を務める、テレビ東京のドラマプレミア23枠『シェフは名探偵』(毎週月曜23:06〜)の第7話以降のゲストが12日、明らかになった。
同作は累計発行部数29万越えの近藤史恵の人気小説シリーズ『タルト・タタンの夢』『ヴァン・ショーをあなたに』『マカロンはマカロン』を原作にした連続ドラマ。小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ、三舟忍(西島)が人並み外れた洞察力と推理力で、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解くグルメミステリードラマとなる。
12日放送の第6話を前に、第7話から最終話(9話)までのゲスト出演者が明らかに。様々な事情を抱えたワケあり人物や、三舟の過去に関わる人物を演じるキャスト7名が決定した。第7話で描かれる友情の物語では、店に高級ワインを持ち込むほどのお嬢様・山下嗣麻子役に宮下かな子、嗣麻子の幼なじみ・遥香役に鞘師里保、同じく第7話でタルタルステーキをめぐる騒動に巻き込まれる緒方役に熊谷真実、7話から登場する三舟の父・英雄の代理人と名乗る謎の人物・安倍実花役に奥貫薫が決定。
第8話では、ブリオッシュにまつわる切ない思い出を抱えるイタリア文学研究者・大野和真役に山本耕史、オーナー小倉大輔(佐藤寛太)がオープンすることになったパン屋の副店長・中江梓役の「ゲスの極み乙女」の“ほな・いこか”としても活躍するさとうほなみ、そして最終話でついに姿を現す三舟の父・英雄役の吉澤健が登場する。
宮下かな子 コメント
ビストロ・パ・マルで働く、とても頼もしくて魅力的なレギュラーキャストの皆さんに囲まれ、親友・遥香役の鞘師里保さんと共に、大切な時間を過ごすことができました。
私が演じた山下嗣麻子は、裕福な家庭で育ち、独自のペースを持ったお嬢様。彼女が悩む親友との心の溝が、三舟シェフの名推理でどうなっていくのか……シェフの美しい料理と共に、お楽しみください。
大切な人と共にする食事は、あたたかくてとびきり美味しい。
観てくださった方が、友人や家族や大切な誰かを思い浮かべてくださったら、とても嬉しいです。
鞘師里保 コメント
遥香の不器用なところ、親友である嗣麻子との間に生まれる誤解からのすれ違い、皆様の人生の中でも思い当たる事、共感して頂ける事があるのではないかと思っています。三舟さんの名推理によって、このすれ違った2人の関係はどのように導かれていくのか、放送を楽しみにして頂けると幸いです。
また、『ビストロ・パ・マル』の皆さんが仲良く談笑される温かい雰囲気の中、撮影が行われていた事が印象に残っています。あるシーンの中や、撮影の休憩時間に頂いた本格フレンチ料理も絶品でした。そんな美しい料理とも合わせてご覧ください。
熊谷真実 コメント
台本をいただいて、真っ先に思ったのは私の童顔です。登場では少し怖いくらいに見えた方がいいのに童顔をどうしようと思いました。メイクさんと相談して髪の分け目を変え、白髪も残した事で少し気にならなくなった様に思います。
お嫁さんに対する厳しさと優しさが伝わればいいなぁと思います。西島さんとご一緒できたのも嬉しかったです。久しぶりのテレビドラマに少し緊張しましたがレギュラーの皆さんの息がぴったりで現場に行ったらすんなり役に入れました。また皆さんとご一緒したいです。素敵なドラマですので、是非皆様ご覧になってください。
奥貫薫 コメント
現場であんなに笑ったのは久しぶり! というくらい、楽しい作品でした。
レギュラーメンバーのみなさんの優しさと温かさは「ビストロ・パ・マル」の、それそのもの。
フランスの香りいっぱいのお料理も、とびきり美味しくて。仕事でありながら、
最上級のおもてなしをいただきました。ほろ苦さと、甘酸っぱさと。
人生の味わいを、ドラマを見てくださるみなさまにもおすそわけできたら、うれしく思います。
山本耕史 コメント
ワンシチュエーションで舞台のようなドラマ。
ワクワクしながらレストランのなかを自由に歩き回り、
愛に悩み悶えるイタリア文学の研究者を楽しく演じさせて頂きました。
愛はすれ違い。すれ違うからこそ愛が強く育まれます。
そんなことが伝われば良いなと思います。
「きのう何食べた?」でご一緒している西島秀俊さんはじめ、
レギュラー陣の皆様とのセッションが本当に楽しかったです。
さとうほなみ コメント
おいしいパンをつくる者です。
ビストロ・パ・マルの皆さまに新店舗のイートインのご相談をさせていただく為伺います。そして救っていただきます。
わたしが参加させて頂いた時には、リハーサルの段階からもうビストロ・パ・マルの皆さまの空気感は作り上げられていて、まるでほんとうに4人でお店をやられているような。和気藹々として信頼感が目に見える様な現場で、とても楽しませて頂きました。
劇中のパンもどれも素敵です。ぜひお召し上がりください。
吉澤健 コメント
『シェフは名探偵』主人公 忍の父親 三舟英雄役で参加させていただき、とても光栄に思います。
出演者というより、いち視聴者として最終回放送を楽しみににしてます。役どころとしては寡黙な人で印象的でした。
西島さんや共演者の皆さんに感謝です。
(C)「シェフは名探偵」製作委員会