一世を風靡したiPodのように、かつてミュージックプレイヤーといえば独立したデバイスでしたが、いまや多くの人はスマートフォン上のアプリで音楽を聴く時代です。ただ選曲して再生するだけでなく、インターネットから取得した曲データを再生するストリーミングなど、機能も進化しています。

iPhoneでミュージックプレイヤーアプリといえば、iOSに付属の「ミュージック」。6月には音楽配信サービス「Apple Music」がロスレス/ハイレゾ対応を果たすなど、進化を続けています。

機能面も抜かりありません。最近でいえば、iOS 14.2で追加された「サジェスト機能」はなかなか便利に活用できます。AirPlayコントロール(コントロールセンターから表示する操作パネル)を表示すると、直近に再生した曲/アルバムのリストが表示されるという機能ですが、最近気に入った曲/ヘビーローテーション気味な曲を呼び出すにはもってこいなのです。

ただし、AirPlayコントロールを呼び出せばいつでもサジェスト機能が動作するわけではありません。曲を再生していないときでなければならず、一時停止したときは従来どおり直前の曲が表示されるだけ。ミュージックアプリを完全停止させなければならないのです。

とはいえ、操作はかんたん。ホーム画面下部を軽く上方向へフリックしてAppスイッチャーを表示し、ミュージックアプリを強制終了するだけ。次回AirPlayコントロールを表示したときには、サジェスト機能により最近再生した最大12の曲/アルバムが候補に現れるはずですよ。

操作手順をカンタン解説

  • iPad iPhone Hacks

    1 ホーム画面下部を軽く上方向へフリックしてAppスイッチャーを表示し、ミュージックアプリを上方向へドラッグして強制終了します

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    2 コントロールセンターを表示し、「再生停止中」状態のAirPlayボタンを長押しします

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      3 現れたAirPlayコントロールには、最近再生した最大12の曲/アルバムがサジェスト機能により候補として表示されます

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      4 AirPlayボタンが「再生停止中」以外のときは、AirPlayコントロールを表示してもサジェスト機能は動作しません