お笑いコンビのオズワルド(畠中悠、伊藤俊介)が11日、ABCテレビで放送されたお笑い賞レース『カーネクスト presents 第42回ABCお笑いグランプリ』で優勝し、喜びを語った。

  • オズワルド (C)ABCテレビ

賞金100万円の使い道を聞かれた伊藤は、極貧時代一緒に暮らしていた妹で女優として活躍する沙莉にプレゼントをするか、と記者に尋ねられ「あいつはもう全部、自分で買えますからね。一緒に住んでる時に、洗面台のとこに手をかざしたら自動で出るハンドソープがおいてあって。こいつ、もう欲しいものなくなったんじゃないか。買い切ったんじゃないかと。実家の母ちゃんたちとか皆で美味しいもん食べられたらいいですね」と回答。そして「あのとき、沙莉の支えがなかったら、しんどかったところがありますね。あの頃に比べたら、少しだけお兄ちゃんに戻れてきてるとは思います」と感謝を述べた。

畠中は「50万円でハイエースを買いたい。それに乗って幕張の劇場にみんなで行きたいです」と笑顔。伊藤は「∞ドームの喫煙所が、芸人が汚すからという理由でなくなって。新しく喫煙所を50万円で作らせてもらっていいですかって支配人に報告したら、取り付けとかで300万円くらいかかるんだそうです」と説明し、「正直、こういうご時世じゃなかったら一撃で飲みに行こうと思ってたんですけど、信じられない叩かれ方をするだろうな(笑)」と笑いを誘った。

オズワルドはファーストステージで全審査員から「1位」に選ばれ、Aブロックを制した。ファイナルステージは蛙亭、カベポスターとのバトルとなり、蛙亭665点、カベポスター672点に対し、676点で優勝。優勝が決まった瞬間、伊藤は「よしっ! よしっ!」と雄叫びを上げ、畠中は笑顔で涙を拭った。