東京メトロは赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)と永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)を結ぶ改札内の乗換通路において、11人乗りの斜行型エレベーターを7月10日から供用開始した。これにより、両駅間のバリアフリールートがより便利になるとのこと。

  • 新設エレベーターのイメージ

  • 新設エレベーターの設置箇所

  • 斜行型エレベーターのイメージ

これまで赤坂見附駅と永田町駅を結ぶ改札内の乗換通路において、すでに供用開始しているエレベーター2カ所と階段昇降機1カ所をバリアフリールートとしていた。今回、階段昇降機が利用されていた箇所にエレベーターを整備することで、エレベーターだけで両駅間の乗換えが可能になる。

新たに整備するエレベーターは、首都圏の鉄道事業者で初という斜行型エレベーターを採用。既設構造物内に必要な空間を確保できたため、掘削を伴わずに斜行型エレベーターの整備を可能とした。なお、隣接するエスカレーター工事や内装の工事は2022年6月頃の完成を予定している。