世界的ヴァイオリニストの葉加瀬太郎が、テレビ朝日系バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(毎週土曜18:56~)のテーマ曲を担当することが分かった。きょう10日に放送される同番組では、レコーディング風景に密着する。
2月27日放送の同番組で「チェロ博士ちゃん」浅川遊くんが自作したチェロをプロの目で鑑定し、急きょレッスンを行うなど真剣に向き合う姿が大反響を巻き起こした葉加瀬。サンドウィッチマンが「葉加瀬さん、テーマ曲作ってくれないかなぁ」(富澤たけし)、「お忙しいだろうけど……お願いしたいよねぇ」(伊達みきお)とつぶやいていたことから、スタッフがダメ元でオファーしたところまさかの快諾。『情熱大陸』(MBS/TBS)や連続テレビ小説『てっぱん』(NHK/10年)のテーマなどで知られる葉加瀬だが、バラエティ番組に楽曲提供するのは初めてとなる。
レコーディングスタジオで葉加瀬はホイッスルやほら貝を鳴らしたり、馬の足音を入れたいと言い出したり、“さまざまな音”や“さまざまな曲調”をにぎやかに加えた楽曲にしたい様子。さらにドラマーの屋敷豪太など一流ミュージシャンたちもレコーディングに参加した。
葉加瀬が演奏するヴァイオリンパートのレコーディングは、通常は完全非公開のところ「遊くんなら……」と特別に見学させてもらえることに。憧れの葉加瀬に緊張の再会を果たしたチェロ博士ちゃん・遊くんが目撃した、プロならではの音へのこだわりとは。
完成した楽曲を聴いた3人は「博士ちゃんたちのことを応援してくれる曲。私自身も頑張ろうと思える曲で……泣きそうでした、私……」(芦田愛菜)、「この番組にピッタリ! めちゃくちゃ真剣に取り組んでいただいてありがとうございます!」(伊達)、「すごい曲です! 感動です!!」(富澤)と大感動。同曲は8月18日に発売されるニューアルバム『SONGBOOK』にも収録される。