俳優の神木隆之介が9日、都内で行われた映画『100日間生きたワニ』の初日舞台挨拶に登壇。本作で演じた主人公・ワニと自身が重なるポイントを明かした。

  • 神木隆之介

本作でワニたちが定期的に欲するものとしてラーメンが登場することにちなみ、キャスト陣が「定期的に欲するもの」についてトーク。神木は「いつも毎日ですが、ゲームのコントローラー」と答え、「ゲームのBGMを聞くとわかるんです、いまどこを戦っているとか。頭の中に入っているので。ゲームのサントラを聞くのが好きなんですけど、それを聞きながら指が動く」と語った。

さらに、自分と似ている本作のキャラクターを聞かれると、神木は「ワニだと思います」と答え、「ゲームの大会に出るシーンが物語にもあるのですが、僕もゲーム実況者さんがやっている大会に出たことあるんです。視聴者として。そのために僕は努力してきたところがありますし。『出ちゃう?』『目指しちゃう?』って練習が始まって、(本作と)同じで」と大会に出場したエピソードを告白。「意外とランキングに載って、名前も呼ばれました。何位って。携帯で見て、『よっしゃー! 呼ばれた!』って」とうれしそうに話し、「ワニですね。僕と同じストーリーがあるんです」と話した。

本作は、昨年社会現象を巻き起こした4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』(著:きくちゆうき)をアニメーション映画化したもの。100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描いた。

舞台挨拶には、ワニの親友ネズミを演じた中村倫也、ワニが憧れるセンパイ役の新木優子、イヌ役のファーストサマーウイカ、そして夫婦で本作の監督・脚本を務めた上田慎一郎監督とふくだみゆき監督も登壇した。