「まねーぶ」(GV運営)は7月8日、50代のクレジットカード保有者を対象とした意識調査の結果を発表した。調査期間は2021年5月1~6日、有効回答は300人。
毎月の利用額、「1万円以上3万円未満」が最多
クレジットカードの保有枚数を尋ねたところ、「2枚」が30.7%と最も多く、次いで「1枚」が23.7%、「3枚」が22.3%と続き、計76.7%が「3枚以下」と回答。保有歴については、半数以上の52.0%が「20年以上」と答えた。
メインで利用しているカードのブランドは、1位「楽天カード」(81人)、2位「イオンカード」(41人)、3位「JCBカード」(39人)、4位「三井住友カード」(30人)、5位「dカード」(25人)となった。
利用頻度については、「ほぼ毎日」が11.0%、「週に2~3日」が29.0%、「週に1回」が20.7%と、計60.7%が週に1回以上利用していることが判明。一方、「1カ月に1回」しか利用しない人も19.3%いた。
毎月の利用金額を聞くと、「1万円以上3万円未満」が29.0%で最多となり、以下、「3万円以上5万円未満」が16.0%、「5,000円未満」が13.7%との順に。利用店については、「ネットショッピング」(241人)が突出していた。
60代へ向けてのクレジットカードに対する意識について、「意識が変わった、保有状況が変化した」と答えた人はわずか15.3%。今後のクレジットカードの見直しについては、33.7%が定年後にクレジットカードを「見直す予定」と回答し、うち66.3%が「解約退会」予定と答えたことがわかった。
回答者からは、「年金収入だけになった時に、カードを持ち続けることが出来るのかが心配です」(女性/契約社員・嘱託社員)など、収入の低下によるクレジットカードへの不安の声が多数寄せられた。