元AKB48で女優の秋元才加が、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演することが8日、明らかになった。三谷幸喜氏が脚本を手掛け、小栗旬が北条義時役で主演を務める本作で、強く気高き義仲の愛妾・巴御前を演じる。大河ドラマ初出演となる。なお、木曽義仲は青木崇高が演じることも同日発表された。
秋元は「巴御前は、あの時代に男性と肩を並べ戦った、強い女武将という印象でした。私の中で、歴史上の数いる女性の中でも強く印象に残った一人です。男性と互角に戦う強さと精神力に憧れを持ち、いつか私も巴御前の様な強い女性を演じてみたいと夢見ていました。今回お話をいただき、念願が叶いました」と巴御前への憧れを明かし、「巴御前がどのような気持ちで木曽義仲とともに戦に出向き、生涯を過ごしたのか、彼女の一生を精一杯生き抜きたいと思います」と意気込んでいる。
また、「三谷さんの作品では、自分でも知らなかった自分に毎回出会えている気がします。あれ?私ってこんな人間だったっけ?と三谷さんの作品や与えられた役柄を通して、私が知らなかった秋元才加を深掘りしている感覚です。色々な面で見透かされているような気もして毎回ドキドキしますが、なんとか今回も呼んでいただけました(笑)さらに成長できるように頑張りたいと思います」と三谷作品に対する思いも明かした。
本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。三谷氏が大河ドラマの脚本を手掛けるのは、『新選組!』(2004)、『真田丸』(2016)に続いて3回目。
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