エレコムは7月6日、消去したファイルを元に戻せる「うっかり消去防止機能」を搭載した、超小型のUSB 3.2(Gen1)メモリを発表した。
32GBと64GBの2つの容量を用意する。7月上旬に発売し、価格はオープン。量販店での店頭価格は、32GBモデルが2,500円前後、64GBモデルが3,600円前後。
同製品は、USB 3.2(Gen1)対応により、読込速度110MB/sのデータ転送を実現するUSBメモリ。本体はコインサイズの小型デザインを採用した。
最大の特長は、無料の「うっかり消去防止ソフト」をエレコムのサイトからダウンロードすることで、あらかじめ登録しておいた同製品やサーバーを監視し、USBメモリやサーバ上でうっかり消去してしまったデータを、USBメモリー内のごみ箱フォルダに自動で保存できること。ゴミ箱フォルダに保存したファイルは、必要に応じてPCのごみ箱フォルダのように、元に戻せるという。
また、同社Webサイトから、未登録のPCに接続したときにパスワード入力を要求する「PASS(Password Authentication Security System)」と、保存したデータをAES256bit方式で暗号化する「PASS(Password Authentication Security System)×AES」の2種類のセキュリティソフトのどちらかを選んで使用できる。
主な仕様は、本体サイズがW23×D14×H7mm、重さが約3g。コネクタ形状はUSB-A(オス)、インタフェースはUSB 3.2(Gen1)。対応OSはWindows 10/8.1、およびmacOS Big Sur 11.0。付属ソフトの対応OSはWindows 10/8.1。