子どもが小さい時期はとにかく大変。育児に追われている日々は、早く大きくな~れ! などと毎日思ったりするものです。

まさに3歳児の育児に奮闘中のホニャララゆいさん(@honyararayui)は、ある日ご主人とカフェに居たところ、隣に座っていた先輩ママさん達から話しかけられ……夫婦して泣きそうになったそうです。

【なんか色々想像してしまって…】

その人がほんまに寂しそうな顔で話すから
感情移入してしもたってのもあるけど
関西で働くと伝えた時の母の反応や
愛媛の実家を出る日のことを思い出したり、
私が出た後の家のことや
ゆーくんがいつかいなくなる時のこと
などを想像したら泣きそうになった。 (@honyararayuiより引用)

子どもを大切に育ててきた母親の気持ち、切ないですよね。なんとか耐えたホニャララゆいさんでしたが、実はこの後、旦那様からの追い打ちが……。

それぞれの親を想って胸を締め付けられたゆいさん夫婦。子どもの巣立ちは嬉しい反面、想像以上に寂しいようです。読者の多くが、「はい泣いてます」「わたしも……泣きそうです…! 」ともらい泣きしていました。

また、「大変な時思い出します」「ホントに、大変だったけどあっという間だった。近くに居ても、泣きそうよ」「私のことかと思いました…なんで、もっとむぎゅってしてあげなかったんだろうと後悔の日々です」「数ヶ月前に関東へ行った長男を思い出し。ふとした時、寂しくなります」「娘が彼と住むのに家を出た時の事を思い出して泣きそうになりました。号泣して娘に抱きしめられました。それが嬉しくてもっと号泣」など、自身の子育てを振り返り、うるうるする人も。

投稿者のホニャララゆいさんにお話を聞いてみました。


投稿者に聞いてみた

―― コメントにも、このご婦人が「本当にさみそうに話していた」と書かれていましたが、どんな様子で話されていましたか?

ホニャララゆいさん:カウンター席はわりと離れていたのですが、このご婦人の目が潤んでいるのが分かりました。その表情から、私と旦那はグッとくるものがあったと思います。お隣のご友人のおかげで、すぐ笑っていらっしゃいましたけどね!

―― ゆいさんご夫婦の会話を聞いて、お子さんを思い出されたのですね。

ホニャララゆいさん:家に一人になってしまったので本当に寂しいと仰っていました。冗談混じりに、私も関東行ってしまおうかな! って笑って話してくれましたよ。

―― この後ご主人とはどんな話をされたのですか?

ホニャララゆいさん:お店を出た後、「さっき泣きかけたわ」と言ってきたのは旦那で、私も「同じく」と共感。親として我が子の旅立ちを想像したのもありますが、私も旦那も今は母親しかおらず、ご婦人の息子さんと同じく、進学や就職で家を出ている身なので、母親たちはそれぞれ一人暮らしになっています。そのご婦人に自身の母を重ねてしまった、ということが大きいのだと思います。コロナ禍で長く帰省できていないので、「早く帰省したいねー」と夫婦で話しながら帰りました。

―― 多くのいいねや共感の声が寄せられていましたが、率直な感想を教えていただけますでしょうか。

ホニャララゆいさん:反響がたくさんあって驚いています。私と同じ立場の人や、逆にこのご婦人と同じ立場の人からの反応が多く、共感していただけたことに嬉しく思います。


大きくなるにつれて一人で何でもできるようになり、一緒に寝たりお風呂に入ったりすることもなくなっていくでしょう。抱っこできるのも、手を握りしめて歩くのも、思い切り抱きしめてあげられるのも今のうち。子どもが巣立っていくその日まで、かえがえのない今を大切に過ごしたいですね。