東京2020 組織委員会は、日本の文化・芸術作品とのコラボレーションした大会ルックの第2弾を発表した。
第2弾では、トラディショナルアートやマンガ、1964年に東京で開催されたオリンピックの公式記録映画とコラボレーションを行っている。日本の伝統色を選び、十二単に代表される「重ねの色目」の演出を用いたコアグラフィックスと、日本美術史を代表するトラディショナルアートや東京2020大会の採用競技を題材に扱ったマンガ、1964年東京オリンピックのシーンを融合。日本の文化・芸術を強く印象付けるとともに、東京2020大会ならではの個性を演出しているという。
「トラディショナルアートとコラボレーション」では、日本の歴史と伝統を感じられるトラディショナルアートとコラボレーションし、世界中の選手と大会関係者を歓迎する。コラボレーションする作品は、俵屋宗達「風神雷神図屏風」、葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」、尾形光琳「八橋図屏風」。選手村ビレッジプラザおよびIBC、MPCにて7月23日より展開される。
マンガのスポーツシーンとコラボレーションでは、日本が世界に誇るマンガのスポーツシーンとコラボレーションし、競技の興奮や熱気を印象的に表現する。コラボレーションする作品は、浦沢直樹「YAWARA!」、高橋陽一「キャプテン翼」、井上雄彦「リアル」。展開場所はオリンピックスタジアムで、「YAWARA!」および「キャプテン翼」はオリンピック大会期間中、「リアル」はパラリンピック大会期間中に展開される。
1964年東京オリンピック公式記録映画・市川崑「東京オリンピック」とのコラボレーションでは、アスリートが競技に取り組む真剣なまなざしとともに大会の感動を表現する。展開場所はオリンピックスタジアムで、7月23日より展開される。