Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』の総監督を務める映画監督の武正晴氏が、4日に生配信されたABEMA『7.2新しい別の窓』(毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)に出演。同作の主演を務める山田孝之の魅力を語った。
番組後半、“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣吾郎が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開するコーナー「インテリゴロウ」を実施。今回のゲストには、武監督が登場し、『全裸監督』シリーズの製作秘話や、作品へのこだわりを存分に語りつくす。主人公・村西とおる役を演じた山田がブリーフ姿でカメラを持ち、宇宙ヘルメットを被っているポスターについて、武監督は「このポスター撮影には映画『JOKER』のスタッフも入っていて、ヘルメットどこから持ってきたんですか? って聞いたら『NASAから持ってきた』って言うんですよ」と話し、稲垣を驚かせる。
さらに、武監督は巨大な水槽が出てくるシーンについて、「水槽含めてかなり力を入れました。ヤクザは獰猛な生き物を飼っているって言う人が多いから。はじめサメって言ったんだけど、サメは却下されました(笑)」と説明。シーズン2では、大きなピラニアを中国から輸入したと言い、「こいつらが意外と臆病で、隅っこでジーっとしてるんですよ。全然暴れてくれない。助監督でピラニア担当がいて、ずっとピラニアの飼育をしていた。段々とピラニアの気持ちがわかるようになったみたいで、『30分時間ください、30分後行けますから』って言うんですよ。でも本当に目の前を泳ぎ始めて、あの助監督さんは素晴らしい仕事をしてくれた」と、こだわりのシーンを語った。
また、主演の山田について、武監督は「山田さんのアドリブっていうのは、相手の感情を引き出す。彼のアドリブは演出に近くて、相手の気持ちを引き出すところがすごい」と絶賛。それを聞いた稲垣も「究極の演技ですよね」とうなずいていた。
(C)AbemaTV,Inc.