お笑いコンビ・アルコ&ピースの平子祐希、コロコロチキチキペッパーズのナダルらが、3日に生配信された『M-1グランプリ2021始動 いきなり生電話ライブ』に出演し、同大会へのエントリーを宣言した。
2001年にスタートし、今年で16回目を迎える漫才の頂上決戦『M-1グランプリ』。優勝賞金1,000万円と日本一の漫才師という称号をかけ、今年もエントリー受付が開始された。今回は、新型コロナウイルス感染症対策を実施しながら、1回戦から有観客での開催を予定している。
生配信では麒麟・川島明とABCテレビのヒロド歩美アナウンサーが司会を務め、漫才師たちの携帯電話番号が書かれた札から、2015年王者のトレンディエンジェル斎藤司とたかしが選んだ芸人に生電話。「エントリーするかどうか」を直接聞き出す。
最初に電話したのは、昨年大会のファイナリスト・アキナの山名文和。8位という結果に「さらし者になった」とふてくされていた山名だが、3年前に最下位だったマヂカルラブリーの優勝に奮起。さらに決勝後の舞台で、千鳥・大悟から「あの(決勝)ネタをやれ」とアドバイスされ、舞台で大爆笑を取ったことでトラウマを克服したという。「ファンの方に『アキナを応援してた』と胸を張って言ってもらえる結果を残します」とエントリーを宣言した。
昨年優勝のマヂカルラブリーは不参加を名言したものの、「大宮ラクーンよしもと劇場へのタクシー移動」や、「村上が優勝賞金で300万円の時計を買った」という王者ならではの夢あるエピソードを披露。昨年準優勝だったおいでやすこが・おいでやす小田は、「半年で2日しか休みがない」と多忙な日々を明かしつつ、出場を発表した。
2年連続ファイナリスト・オズワルドの伊藤俊介は、有名女優の妹・伊藤沙莉のことばかりをたかしに聞かれ、トレンディエンジェルの優勝を「東京吉本初じゃない。あれはハゲ枠」と反撃。マヂカルラブリーにも「あれは漫才じゃない」と言い放ち、「東京吉本初の優勝を目指す」「絶対に優勝します、何がなんでも!」と意気込む。
続いてたかしが「M-1のイメージないかも」と電話をしたのは、アルコ&ピースの平子。2018年以来の出場を決めた理由を「漫画『サラリーマン金太郎』を読んで胸が熱くなった」と話した。昨年“最高齢ファイナリスト”として話題となった錦鯉は「値段を見ずにパンを買えるようになった」と喜びを語り、「最高齢を更新する」と今年もエントリー。
また『キングオブコント2015』優勝のコロコロチキチキペッパーズ・ナダルは、同期である霜降り明星の活躍に「えらいごぼう抜きされた」と嫉妬。真剣に新ネタに取り組み「優勝目指してやっている」とエントリーを明かす。