シンガーソングライターのピコ太郎が、日本テレビ系大型音楽特番『THE MUSIC DAY』(3日15:00~)で「PPAP-2020-PIKOWash!バージョン」を歌唱し、コメントを寄せた。
――歌で手洗いを呼びかけ、手応えはいかがでしたか?
感覚なんですが、62,002人が手を洗ってくれました。あくまで感覚ですね。手を洗うということが日本で習慣づけされていて(世界では)珍しいと思うので、(この楽曲で)海外の皆さんにも「手を洗った方がいいのかな」と思ってくれたらいいですね。
――手洗いの啓蒙の他に、ピコ太郎さんから視聴者の方に伝えたいことはどういったものでしょうか?
ピコ太郎は世界中の子供たちを笑顔にしようと思ってやっています。SMILEできるような曲を出し続けようと思っています。いま世の中は大変だと思うんです。きっと一番大変なのは閉塞感だと思うんですよ。私の場合はミスター息抜き。大変な時に「しょうもねぇな」って肩の力を抜くためにいると思うので、一瞬の息抜きになればいいなと。
――コロナ禍前には海外でも幅広く活躍され、国際経験も豊富なピコ太郎さん。これからの日本のエンタメはどのようになっていくと考えますか?
インターネットは国境ございませんので、英語や中国語やフランス語やスペイン語などなんでも検索してみて、自分のいいなと思うものを調べて、好きになっていくということを、下の世代の子達は普通にやっていると思います。
これからは”日本の”というカテゴライズが果たしてどうなのかな。基本的に自分でいろんなものを見ていけたらいいのかな、と。でも、日本のエンタメの意識や技術は高いと思うので、ぜひともあまり気にせず世界中の人と同じようにやっていくのがいいのかなと思います。