俳優の草なぎ剛が主演を務めた映画『ミッドナイトスワン』が、イタリアの「ウディネ・ファーイースト映画祭」コンペティション部門で、観客に最も支持された作品に贈られる「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞した。

  • 『ミッドナイトスワン』場面写真

なお、7日に東京・TOHOシネマズ日比谷で『ミッドナイトスワン』の舞台挨拶が行われ、草なぎが登壇する。これは、水曜日は誰でも映画が1200円で鑑賞できるTOHOシネマズの新サービス「TOHOシネマズ」が7月14日からスタートし、TOHOシネマズ日比谷では『ミッドナイトスワン』を毎週水曜に上映することを記念したもの。

本作は、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱えながら生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれずに育つもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して、“切なくも美しい愛の形”を描いた物語。一果と出会うことによって“母性”が芽生えていく凪沙を草なぎが見事に表現した。「第44回日本アカデミー賞」では、最優秀主演男優賞、最優秀作品賞などに輝いた。

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