お笑いコンビ・ミキの全国ツアー「ミキ漫 2021全国ツアー」が2日、東京・有楽町よみうりホールで幕を開け、兄・昴生と弟・亜生が、新作漫才などを披露。会場を沸かせた。
2018年から続けている「ミキ漫」は、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今回は2年ぶりの開催が実現。ステージに登場したミキは、「ありがとうー!」(亜生)、「去年はできなかったので、今年はできてありがたいですね。うれしいね!」(昴生)と、満席の会場に向けてあいさつ。拍手喝采で待望のツアーはスタートした。同ツアーは東京を皮切りに、北海道、愛知、石川、宮城、福岡、大阪の全国7カ所を回る予定だ。
この東京初日公演では、『M-1グランプリ2020』の後に作った新ネタの数々を降ろしたほか、漫才のほかに観客全員へのプレゼントをかけたゲームコーナーも実施。見事、昴生がチャレンジャーとなりゲームをクリアし、来場者全員にミキのオリジナルステッカーが配られた。
また、エンディングで重大発表として、同ツアーの追加公演「ミキ漫2021 リターンズ」を11月11日に東京・なかの ZERO 大ホールで開催すること、さらに、この追加公演のオンライン配信決定も発表。「リターンズ」というタイトルは、往年の刑事ドラマ『あぶない刑事』から拝借したそうで、主人公・タカとユージよろしく、サングラスとピストルのスタイルも披露。ノリノリで告知していた。ほかの公演もチケット先行申込中のエリアを除いて完売している状況のため、ファンには吉報となった。
最後は撮影タイムも作る濃いファンサービスで、なぜか藤崎マーケットの「ラララライ体操」のポーズを披露したミキ。最後に昴生が「みなさんと年末にM-1で会いたいですね!」と言うと、亜生も「M-1で会いましょう!」と叫び、「M-1グランプリ2021、チャンピオンだよ!」と優勝宣言で初日を終えた。