JR四国は、観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の沿線に咲くひまわりの満開時期に合わせ、「ひまわり紀行」と題したイベントを7月に開催する。同列車は毎年、7月の上旬から中旬にかけて約25万本のひまわりが咲く土讃線塩入駅付近で減速運転を実施しており、今年はさらに企画を増やして乗客をもてなすこととした。

  • JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

イベント実施日は7月10・11・17・18・19日。5日間とも「そらの郷紀行」(多度津発大歩危行)において、塩入駅に12分間臨時停車し、5月にアテンダントや地元の小学生が種まきを行い成長を見守ってきたひまわり畑に案内する。塩入駅付近での徐行運転は、「そらの郷紀行」「しあわせの郷紀行」ともに行う。

期間中、乗車した人には、「ひまわり紀行」限定のオリジナルカードと、まんのう町のひまわりの種をプレゼント。事前予約制の食事も、ひまわりにちなんだ期間限定メニューに変更する。「そらの郷紀行」では、夏の青空色のソーダにひまわり色のミニアイスを浮かべたノンアルコールカクテル「ひまわり咲く夏」をウェルカムドリンクとして用意。「しあわせの郷紀行」では、味匠藤本の料理長特製「ひまわり型オリジナルクッキー」をデザートに用意する。

各号車には、「ひまわり紀行」限定フォトブースコーナーを設置。通常は「四国まんなか千年ものがたり」と表示している方向幕も、期間限定で「ひまわり紀行」に変更する。