ヤマシタトモコ原作の人気ホラーコミック『さんかく窓の外側は夜』(クロフネコミックス/リブレ刊)がTVアニメとなって、2021年10月よりTOKYO MX・BSフジほかにて放送開始となることが決定。あわせて、特報とティザービジュアル、さらに主役の三角康介役を島﨑信長、冷川理人役を羽多野渉が担当することが発表された。

原作は累計発行部数170万部を超えるヤマシタトモコの同名コミック(全10巻)で、霊が視える書店員と除霊師の男がひょんなことから探偵バディを組み、除霊や呪いにまつわる未解決事件の謎を追うホラーミステリーとなっている。2013年3月~2020年12月まで「月刊MAGAZINE BE×BOY」にて連載され、2021年1月には岡田将生・志尊淳のW主演にて実写映画化が公開されている。

今回のアニメ化にあたり、監督・キャラクターデザインを安田好孝、チーフディレクターを岩永大慈、シリーズ構成を関根アユミ、アニメーション制作をゼロジーが担当。メインキャストは、主人公で霊が視える青年・三角康介(みかど・こうすけ)役を島﨑信長、除霊師・冷川理人(ひやかわ・りひと)役を羽多野渉が務める。島﨑は「原作の日常の中に当たり前に寄り添うようなジャパニーズホラー感がすごく好きです。そして人間ドラマとしても非常に味わい深く、面白い作品だなと感じております。その魅力をアニメーションとしてたくさん伝えられるよう、精一杯取り組みたいと思います」、羽多野は「成立しているようないないような、彼らの凸凹コンビぶりにもご注目ください。ホラー、ミステリー、ヒューマン、いろんな要素が詰まった作品です!」とコメントしている。

あわせて公開された特報では、霊を怖がる三角と除霊師の冷川という正反対の2人がどんなバディになっていくのか、期待が膨らむ内容となっている。また、監督兼キャラクターデザインを務める安田好孝が描きおろしたティザービジュアルは、三角と冷川が寄りそう意味深な雰囲気で描かれている。

●TVアニメ『さんかく窓の外側は夜』特報PV

さらに、原作者のヤマシタトモコからのアニメ化決定をお祝いしたイラストが公開。ヤマシタは「私がこの世で一番びっくりしているのですがアニメになります。冷川と三角が動いて喋ってあれをあれしたりあれしたりあれしたりします。見てね!」と本作へ期待のコメントを寄せている。なお、「月刊MAGAZINE BE×BOY」ではアニメ化を記念して、8月6日発売の9月号より3号連続で『さんかく窓の外側は夜』後日談の漫画連載も決定している。

TVアニメ『さんかく窓の外側は夜』は、2021年10月よりTOKYO MX・BSフジほかにて放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)ヤマシタトモコ/リブレ・さんかく窓プロジェクト