女優の比嘉愛未が主演するフジテレビ系ドラマ『推しの王子様』(15日スタート、毎週木曜22:00~)のスピンオフドラマ『ぼくの推しは王子様』が、同局の動画配信サービス・FODで、瀬戸利樹の主演で配信されることが決まった。15日(23:09~)に配信される。

  • 『ぼくの推しは王子様』=フジテレビ提供

『推しの王子様』は、乙女ゲーム(=女性向け恋愛ゲームの総称)を手がけるベンチャー企業「ペガサス・インク」の社長である日高泉美(比嘉)が、五十嵐航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるため奮闘するドラマ。

このスピンオフドラマである『ぼくの推しは王子様』では、「ペガサス・インク」のプランナーで歴史好きの有栖川遼(瀬戸)が主人公。実は、しょせんはかなわぬ恋だと諦めながら、ある人物にずっと片思いをしている有栖川。「ペガサス・インク」のエンジニアで編み物好き男子の織野洋一郎(谷恭輔)は、そんな有栖川の切ない胸の内を知り、有栖川が誰かと幸せになれるよう、有栖川専用の恋愛アプリを作り上げる。

織野いわく、有栖川にとって運命の人である可能性が高い人物があらわれると、この恋愛アプリが知らせてくれるとのことだが、2.5次元俳優が“推し”の「ペガサス・インク」デザイナー・渡辺芽衣(徳永えり)と、同じくデザイナーで、「26時のマスカレイド」が“推し”の小原マリ(佐野ひなこ)は、うさんくささしか感じない。有栖川も織野の話を冗談半分で受け流していたが、恋愛アプリを入れた有栖川のスマートフォンから、早速アラームが鳴り始め…。

瀬戸は「『来たな! スピンオフ!』って思いました(笑)! お話を聞いた時はすごくうれしかったです。有栖川にフォーカスを当ててお話が展開されていくのですが、出演者のみなさんとの掛け合いも面白いので、注目してご覧いただきたいです」といい、「本編ではあまり描かれない、有栖川の一途(いちず)な恋心にも迫っていきます。スピンオフを見ると『推しの王子様』をさらに楽しめる要素が満載です。ご期待いただけるとうれしいです!」とコメント。

編成企画の江花松樹氏は「恋愛アプリが巻き起こす騒動と、ゲストとアリス(=有栖川)のユーモラスな掛け合いにご注目ください! 本編では見られない、ペガサス・インクのメンバーの個性的な姿も見どころです。果たしてアリスの恋の行方は? アリスは本当に“運命の人”を見つけることができるのか? 見れば本編がさらに楽しめる! 『ぼくの推しは王子様』に、ご期待ください」と話している。