アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一と、女優の本田望結が、7月4日に放送されるABCテレビのバラエティ番組『関西コント保安協会』(23:00~※関西ローカル、TVer・GYAO!で見逃し配信あり)で、本格コントに初挑戦する。

  • 塚田僚一 (C)ABCテレビ

ロングコートダディ(堂前透、兎)、セルライトスパ(肥後裕之、大須賀健剛)、ニッポンの社長(辻、ケツ)ら大阪の実力派コント師3組による「関西コント保安協会」。定期的に開催しているライブは全公演即完売の人気を誇るコントユニットが、満を持してテレビ初登場を果たす。「西は漫才、東はコント」というムードを打ち破るべく制作された、全編オールコントのスペシャル番組だ。

全員がキャラの濃いファイターに扮する「地下格闘トーナメント」、ファミレスでカップルに絡む男を描く「グッてされるやつ」など7本のユニットコントを届ける。

「お好み焼き」は、お好み焼き屋を訪れた兎と本田のカップルが、店員さんに「そのままで」と言われたにもかかわらず、お好み焼きを勝手にひっくり返してしまったことから大騒動になるバイオレンスアクション風コント。本田が女優魂を発揮し、爽快なツッコミを披露する。

コント「監禁」は、財閥の御曹司が仕掛けるサバイバルゲームに借金ボーイズが翻弄されるサスペンス風のストーリーだが、塚田が“ドッキリ”を仕掛けられる場面が。リアクションに注目だ。

出演者のコメントは以下の通り。

■塚田僚一

――コントに出演しての感想、芸人との共演の感想は。

本当にアッという間でしたね! 楽しい時間が早く過ぎるというのはこういうことなんだなって。もっと「関西コント保安協会」の3組と一緒にやりたかったなって思うくらい、充実してました。

やっぱり芸人さんってカッコイイなって(笑)。テレビで見ているイメージだと、体張って笑いを取っているという感じですが、コント師の姿を目の当たりにして、芸人さんのカッコ良さにあらためて気付きましたし、一緒にやらせてもらった経験は貴重です!

――収録後に「リベンジしたい」と言っていたが。

自分のことを暴露されたり、イジられたりするんですが、今回のケツさんが演じた役回りを次はやりたいですね! 6人の秘密を自分のリサーチ力でもって暴露する!(笑) ああいうダークサイドな役にも憧れているので、ぜひやってみたいです。

■本田望結

――コントに出演しての感想は。

普段より緊張しました! 女優の仕事は完璧にセリフを覚えないといけないんですが、コントは完璧にセリフを覚えた方がいいのか、覚えない方がいいのか不安はありました。この数日間、コントのことばかり考えていたので、終わってみて達成感があります!でも、アッというまに終わっちゃったので、今はさみしい感じがしています。

――これまでの印象とは違うキャラだが。

新しい自分を見てもらえたらなって思ってたので、そう言ってもらえて嬉しいです! ある意味本人役とまでは言えないんですが、等身大の役なので、しかも関西弁ですし……結果、アドリブも入れていい雰囲気だったので、普通に本田望結という感じで演じてました(笑)。

――今後またコントに出る機会があったら。

めちゃくちゃやりたいです! 収録の雰囲気もとても楽しかったですし、スタッフさんで回すというよりは、芸人さんも一緒になって作っている感じが面白くて! もし「関西コント保安協会」の皆さんが私の演技が良かったと思ってくださるなら、また是非参加したいなって思います!!

■関西コント保安協会

――地上波初登場の感想を。

大須賀:めちゃくちゃおもしろいと思って、インパクトがあると思ってやりましたが、これを実際にテレビの番組として観たときに、“テレビの壁”がどれぐらいあるのかということをリアルに思っています。

兎:今日、僕らで(関西コント保安協会として)初めてコント番組をやりましたが、まずひとつは、めちゃくちゃ楽しかったなあということ。自分たちのやりたいことはできたかなと思うんですが、これが“テレビの壁”を超えていけるのかどうかは、逆に楽しみですね。

大須賀:“テレビの壁”パクってるやん!(笑)

肥後:一生懸命やらせていただきました。スタッフさんとゲストさんのパワーに助けられたなというのはあるんですけど、実際にこれをテレビで観たときの“テレビの壁”……? (全員笑)……テレビでどう映るのか、めちゃくちゃ楽しみですね。

辻:今日の収録の日を何週間も前から楽しみにしていたんですけど、入り時間に遅刻してしまって(笑)。相方からの電話で起きて、これが“テレビの壁”かと。

全員:(笑)。違うから!

辻:ただ、ホンマに楽しかったです。

全員:(頷く)

堂前:本格的な衣装(虚無僧衣装)をちゃんと着付けてもらって、スゴイなと思います。この着付けをしてもらう前に衣装室っぽいところに行ったら、壁やったんスよ。あ、これが“テレビの壁”かと思いました(笑)。

全員:そんな使い方するか! それはテレビ局の壁や。(テレビの壁)最後までいけたな。

ケツ:僕らはもともと舞台でやりたいことや好きなことをやっていて、それをほとんどそのまま、むしろパワーアップさせてテレビでやらしてもらえたと思います。スタッフさんのすごい協力もあって、セットや衣装、小道具も想像以上のモノを用意してもらって。これをテレビの関係者の方や若い学生や男性に一番観てもらいたいと思いますし、“テレビの壁”ってステキだなと思いました。

――ゲストの感想は。

兎:(お2人とも)すごかったですね。僕は本田望結さんとカップル役で話す機会が多かったんですが、本田さんの言葉はまったくぶれがなくて、コントに合わせて全部自分のしゃべり方で話してくださり、さすがでした!

――“西は漫才、東はコント”のイメージを払拭できそうか。

兎:できると思います。もちろん!

ケツ:もともと僕ら、オモロイつもりでずっとやってるんで。

辻:東京のコントとの違いは、東京は芝居っぽくて、こっちは芝居よりもノリとかがメイン。新喜劇の影響もあるじゃないですか。そこはうまいこと引き出せそうな気はします。

兎:そうですね。東京との違いは出せたのかなと思います。

――お客さんが入っている舞台とスタジオの収録との違いは。

大須賀:やりにくかったです。途中で、(スタッフさんに)「もうちょっと笑ってください」と言ったぐらい、やりにくかったです(笑)。

辻:スタッフの皆さんは仕事に集中してたからね。