台湾Synologyは6月30日(現地時間)、同社が提供するNAS製品向けOSの新バージョン「DSM 7.0(DiskStation Manager 7.0)」を、7月13日から提供すると発表した。利用者は無料でアップデートできる。
DSM(DiskStation Manager)は、Synologyが同社NAS製品向けに提供しているオペレーティングシステム。現行バージョンはDSM 6.2.4なので、今回発表されたDSM 7.0へのアップデートは多数の機能追加を含むメジャーアップデートとなる。新要素としてモバイル端末を用いた認証機能の搭載やパフォーマンス向上、耐障害性の向上など、多くの機能改善が図られている。詳細は初出時のニュース記事に詳しい。
DSM 7.0の正式提供開始は7月13日からだが、すでにダウンロードセンターでは実際にインストールして試用できるパブリックベータ版を提供中。また、実際にはインストールせずブラウザ上でDSM 7.0を体験できるライブデモも公開している。