東京ビエンナーレとソフトバンクは、さまざまなアーティストとコラボレーションしたスマートフォンで楽しむARアートを共同で開発し、国際芸術祭「東京ビエンナーレ2020/2021」で展示する。

東京ビエンナーレは、世界中から幅広いジャンルの作家やクリエイターが東京のまちに集結し、まちに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げていく新しいタイプの国際芸術祭。2年に1度開催される。

「東京ビエンナーレ2020/2021」は、「見なれぬ景色へ —純粋×切実×逸脱—」がテーマ。東京都心の北東エリア（千代田区、中央区、文京区、台東区）を中心に、2021年7月10日から9月5日まで開催される。ソフトバンクは、「東京に新しいまち歩きの楽しみを創造する」という思いに共感し、特別協賛。ARアートによって、ニューノーマル時代のまちをより楽しくする新しい文化体験を提供する。

ARアートは、丸の内、有楽町エリア、神田エリアなどに設定する鑑賞ポイントにおいて、ソフトバンクが提供する「AR SQUARE」アプリを通して出現。東京の日常的な風景を「見なれぬ景色」に変える。たとえば、東京駅前の行幸通りでは、3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU」のデータを駆使した『進撃の巨人』ARアート作品が出現し、迫力ある作品を楽しめるという。

「東京ビエンナーレ2020/2021」の作品を鑑賞するにはチケットが必要（一部作品は無料）。詳細はチケットページを参照のこと。

  • ARアートイメージ画像。各会場ではARアートが鑑賞できる場所にポイントが設置されている。「AR SQUARE」アプリを立ち上げて、「東京ビエンナーレ」のバナーをタップし、鑑賞したい作品をタップするとカメラが立ち上がるので、画面に記載のマーカーに建造物を重ね合わせるとAR作品が出現するという。有料作品の鑑賞にはログインが必要だ