俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の興行収入が40億円を突破したのが29日、明らかになった。
和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。
28日時点で『The Final』の累計動員数は284万人、興行収入は40億円を突破。『The Beginning』の累計動員数は127万人、興行収入は18億円を突破し、遂に2部作合計で観客動員数は411万人を超え、興行収入も58億円を突破した。『The Final』は緊急事態宣言の影響で、一部地域では映画館で映画を楽しむことができないという状況が公開3日目の4月25日から2か月間続いてきたにも関わらず、6月20日時点で『花束みたいな恋をした』(興行収入38億円)を超え、2021年の興行収入No.1の実写映画となっている。
また6月26日より大阪の映画館も土日の営業を約2カ月ぶりに再開し、6月26日、27日(日)の週末は、初めて大阪の映画館で『The Final』と『The Beginning』の両方を楽しむことのできる週末となった。7月3日からは来場者に『The Final』&『The Beginning』フォトカードを廃油。 『最終章』で最も重要なキャラクターであり剣心に復讐を果たそうとする、雪代家の姉弟・雪代巴と雪代縁のビジュアルが両面に掲載されたフォトカードで、2作品を繋ぐ2人のビジュアルが同時にもらえることとなる。
『The Final』で雪代縁は、最愛の姉・巴を奪われた恨みを晴らすべく、剣心とその周りの全てに復讐を仕掛け、剣心と死闘を繰り広げる。本ビジュアルはその死闘の様子を収めたワンシーン。一方『The Beginning』のビジュアルは、剣心に斬殺されるという運命を辿る雪代巴が、覚悟を決めた表情で、雪の中を歩く姿を収めている。フォトカードは全国の劇場の『The Final』と『The Beginning』のどちらの上映でも配布される。
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