お笑いコンビ・チョコレートプラネットとシソンヌによるユニット“チョコンヌ”らが、コント日本一を決める『キングオブコント2021』への参加を表明した。

  • チョコレートプラネットとシソンヌのユニット「チョコンヌ」が参戦表明

2008年にスタートし、毎年TBSで決勝戦を生放送している『キングオブコント』。今年の大会から即席ユニットでの参加が認められ、すでに多くのエントリーが寄せられている。そんな中、実力派の芸人同士が新ユニットを組んで参戦を表明。エントリー〆切が明日30日と迫る中、注目のユニットがコメントを寄せた。

『キングオブコント2014』で優勝したシソンヌと、同大会で準優勝だったチョコレートプラネットがユニットを組んだ“チョコンヌ”。2010年に結成し、これまで不定期ながらライブを開催してきた強力ユニットが参戦を表明した。

チョコレートプラネットの長田庄平は「“チョコンヌ”は僕ら2組がまだ全然仕事が無いときに、ユニットでやってみないか? というのがきっかけで、10年以上前からやらせていただいてまして、今回は即席ユニット解禁ということで挑戦してみようじゃないかということになりました」と参戦への経緯を話し、相方の松尾駿は「おいでやすこがさんなども出てきますし、吉本新喜劇の人たちや大阪勢もめちゃめちゃ多く参戦すると思いますので、強敵揃いの大会になると思います」今大会を予想した。

一方、シソンヌの長谷川忍は「奇しくも2014年のキングオブコントの決勝で戦った同志で、同期でのユニットです。今年限りという感じで挑戦してみようということになりました。皆さん応援してください」と話し、相方のじろうは「ライバルはパーパーのあいなぷぅかな。金髪でド派手な衣装はスゴイよ」とネタ以外の部分も意識するこだわりを見せた。

また、おばたのお兄さんとひょっこりはんのNSC同期コンビが、俳優の勝矢と組み、“おかん”と命名したトリオの即席ユニットで参戦する。おばたのお兄さんは「俳優さんの勝矢さんに出ていただくということで、僕らとしてはちょっと申し訳なさもありますが、3人の力があれば決勝に行ける。目指せ決勝! そして優勝します」と意気込み、ひょっこ りはんは「ライバルはあらゆるアンチ活動をする人たちです! 今回ひょっこりはんもおばたのお兄さんも自分のキャラを脱いでやるのは初めてですので、日本中のいろんな人に見てもらいたい」とコメント。勝矢は「2人がメチャクチャ面白いものを作ると言っているので、僕はセリフを言っていれば面白くなるということですよね。(おばたのお兄さん、ひょっこりはんに)目指せ決勝じゃなくて優勝でいいよね?(笑)」と話した。

2021年の「R-1グランプリ」で決勝進出を果たした森本サイダーと、2018年と2019年の「R-1ぐらんぷり」決勝進出の河邑ミクのピン芸人同士で組んだユニット“ミクミクサイダー”も。森本は「あなたの街のスーパーマーケットで辞めそうなバイト、森本サイダーです。前々から小ネタとかを2人でやっていましたが、今回カッチリとしたコントがしたくてエントリーさせていただきました。僕も“R-1”に出てますし、少なからずおいでやす小田さんと何が違うねんというところもありましたのでライバルかなと。今まで、ピン芸人がコンビ芸人のかたわらでされてきたことを、ピン芸人同士でぶちかましてやります」とコメント。河邑は「男芸人に口説かれ芸人の河邑ミクです。私もライバルはおいでやすこがさん。声が大きい感じの相方は同じですし、歌がうまい感じのおじさんは私たち2人とカブってるところもありますので、倒したいと思います」と意気込みを述べた。

お笑いコンビのアイデンティティと「ドラゴンボール」のベジータのものまねでお馴染みのR藤本のユニット“アイデンR”。アイデンティティの見浦彰彦が「よいしょ~“アイデンR”です。仕事でよく一緒になるユニットで今回キングオブコント挑戦します」と第一声を発すると、相方の田島直弥は「オッス! オラ野沢雅子!」、R藤本は「戦闘民族サイヤ人の王子ベジータだ」と持ち前のネタで挨拶した。

このほか、2017年の「女芸人 No.1 決定戦 THE W」 優勝、2021年の「R-1 グランプリ」優勝のゆりやんレトリィバァとガンバレルーヤが組んだ“ガンバレルーやんレトリィバァ”も参戦を表明している。

『キングオブコント2021』の予選1回戦は7月17日まで開催。今年はWEBエントリーとなっており、明日30日23時59分までエントリー可能。果たして決勝のステージに立つのは誰か? そしてキングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組なのか。決勝戦の模様はこの秋TBSで生放送される。