元ラーメンズで俳優としても活躍しているお笑い芸人の片桐仁が、自身がパーソナリティを務めるTBSラジオ『エレ片のケツビ!』(毎週土曜25:00~)の26日の放送で、『キングオブコント』に挑戦する相方が青木さやかに決定したことを明かした。

  • 片桐仁(左)と青木さやか(右)のユニット「母と母」

同番組の企画として『キングオブコント』に挑戦する片桐の相方を募集したところ、芸人や俳優など10組以上の相方希望者が現れた。そこで片桐と共にパーソナリティを務めるエレキコミックのやついいちろうが開催した「YATSUI FESTIVAL! 2021」のステージで片桐が候補者13人からなる10組全てとユニットを組んでネタを披露。その後、番組へと寄せられた観覧者投票で3位はユウキロックとの「こなおとし」が404ポイント、2位は高木ひとみ○(まる)との「じん〇(まる)」が811ポイント、そして青木との「母と母」が906ポイントを獲得して1位となり、『キングオブコント2021』に1回戦から出場し優勝を目指すことになった。

片桐は「10組とやったらみんな好きになってしまい自分では選べなかったですが、決まりましたので頑張ります。母と母はリスナーの方からいただいた2分のネタしかないですので、更に募集したいと思います。なにせこれから1回戦ですから」と述べると、相方の青木は「ネタは苦手な方で20年近くやっていませんでした。片桐さんと組んでコントをやらせていただいたらもう楽しくてしょうがない。お客さんの前でネタを披露するライブ感覚も蘇ってきたようです。既に新しいネタも考えています」と意欲満々。

一方、片桐の背中を推すエレキコミックのやついは「4月から番組でやってきましたキングオブコント優勝への道!2人ともショーレースに出たことが1度もない片桐、青木コンビですからフレシュです。なにより同じ年ですし、今乗っていますからある意味最強です。まあ落ちてもM-1がありますから(笑い)」とやついならではのエール。今立進は「最近は若手の勢いが凄いですけれども、やっぱ40代も負けてないぞというところを遺憾なく発揮してくれると思います!母と母ガンバレ~!!」と片桐と青木の活躍に期待を寄せた。

『キングオブコント』へのエントリー〆切は6月30日。1回戦は7月17日までとなる。即席ユニット片桐と青木の「母と母」に残された時間は決して多くはない。果たして台風の目となるか。『キングオブコント2021』決勝の模様はこの秋TBSで生放送。キングの栄冠と優勝賞金1000万円を手にするのは誰か。

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