Minoruはこのほど、「フリーランスの持ち家購入」に関する調査結果を発表した。同調査は6月11日、フリーランスかつ持ち家購入に意欲がある111名を対象に、インターネットで実施した。
現在、家賃の一部を経費として計上しているか尋ねたところ、58.6%が「はい」と答えた。
持ち家の購入はハードルが高いと感じるか聞くと、58.6%が「非常に感じる」、33.3%が「少し感じる」と答えた。9割以上のフリーランスが、「持ち家購入」にハードルの高さを実感していることがわかった。
持ち家の購入に対してハードルが高いと「非常に感じる」「少し感じる」と回答した人に、持ち家購入のハードルになっていると感じるものを聞くと、66.7%が「ローン審査が通りづらい」、57.8%が「予算が足りない」、56.9%が「多額な初期費用がかかる」と答えた。
自由回答では、「自営業なのでこの先の収入」「ローンを組んだ後の収入の保証がない」「維持費がかかる」「収入が不安定なこと」などが挙げられた。
持ち家を検討したものの、断念した具体的なエピソードについて聞くと、「ローンの審査が通らない」などローンがネックになったという回答が目立った。「頭金がない」「銀行の審査で800万円しか貸してくれなかった」など、頭金や資金不足に関する回答も多くなっている。
持ち家にはならない住居に家賃を払い続けることに対して「もったいない」と感じたことはあるか聞くと、27.1%が「非常に感じる」、45.9%が「少し感じる」と答えた。7割強が「持ち家にならない住居に家賃を払い続けるもったいなさ」を実感していることがわかった。