泣ける恋愛映画といえば、今も昔も映画における王道のジャンルですし、かつて恋愛映画はデートコースの定番中の定番でした。今は配信など自宅で映画を鑑賞するという方が多いかもしれませんが、その人気は色あせていません。
そこで今回はマイナビニュース男女会員513人にアンケートを実施。邦画と洋画のそれぞれで「最も感動した恋愛映画」を聞いてみたので、その理由と一緒に紹介します。
泣ける恋愛映画(邦画)ランキング
まずは邦画から、投票結果をランキングで発表します。さて、どんな作品がランクインしているでしょうか。
1位『私をスキーに連れてって』(1987年公開/13.2%)
2位『いま、会いにゆきます』(2004年公開/12.7%)
2位『蒲田行進曲』(1982年公開/12.7%)
4位『昼顔』(2017年公開/5.8%)
5位『ハチミツとクローバー』(2006年公開/4.4%)
6位『タイヨウのうた』(2006年公開/3.5%)
7位『四月は君の嘘』(2016年公開/3.0%)
8位『Love Letter』(1995年公開/2.8%)
9位『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年公開/2.1%)
9位『ただ、君を愛してる』(2006年公開/2.1%)
11位『嘘を愛する女』(2018年公開/1.6%)
12位『恋文』(1985年公開/1.6%)
13位『あの夏、いちばん静かな海。』(1991年公開/1.4%)
13位『百円の恋』(2014年公開/1.4%)
15位『娚の一生』(2015年公開/1.2%)
15位『箱入り息子の恋』(2013年公開/1.2%)
17位『ナラタージュ』(2017年公開/0.9%)
17位『ピース オブ ケイク』(2015年公開/0.9%)
19位『ストロボ・エッジ』(2015年公開/0.7%)
20位『今度は愛妻家』(2010年公開/0.5%)
映画選定について
1980年代から2010年代に公開された泣ける恋愛映画について監修者の知見のもとピックアップし その映画についてマイナビニュース会員にアンケート調査をおこなった。
選考対象者
調査時期: 2022年10月1日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計513人(男性: 408人、女性: 105人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート
日本の泣ける恋愛映画一覧
上述のトップ20にランクインした作品のあらすじやキャストを紹介していきます。
『私をスキーに連れてって』
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出典:amazon
80年代のバブル期に一世を風靡したホイチョイ・プロダクションの、『彼女が水着にきがえたら』『波の数だけ抱きしめて』へと連なる3部作の第1作。スキーの名手でありながら実社会では冴えない主人公が、やがて仕事や恋愛に目覚めていく姿を描く。松任谷由実による主題歌も話題を呼んだ。
監督/馬場康夫
公開年/1987年
ユーザーコメント
・「学生時代で憧れた」(67歳男性)
・「この映画を観て、スキーを始めたと言っても過言ではないほど、スキーと恋愛にハマりました!」(55歳女性)
・「ユーミンが歌う劇中歌が好きだから」(51歳男性)
・「この作品に限らず、バブル隆盛期の時代背景が見ていてわくわくします」(44歳男性)
・「当時、スキーブーム真っ只中で、またバブル期を反映したストーリー構成でこの作品にハマってしまった。ヒロインの原田知世が可愛くて、とても良かった」(53歳男性)
・「ということで、スキーにいきました」(54歳女性)
・「バブル時代のゲレンデの恋を象徴する作品。映像もきれい」(51歳男性)
・「当時の雰囲気が感じられて好き」(29歳女性)
『いま、会いにゆきます』
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出典:amazon
市川拓司のファンタジー小説を映画化。最愛の妻を亡くし、息子と2人で暮らす秋穂巧。1年が経った頃、死んだはずの彼の妻・澪が彼らの前に現れる。だが、澪は過去の記憶をなくしていた。ふたたび始まった家族3人の生活だが……。
監督/土井裕泰
公開年/2004年
ユーザーコメント
・「とにかく感動して涙が止まらなかった」(48歳女性)
・「こんなことがあったらどうしようと思わせる映画」(51歳男性)
・「切なさに押しつぶされそうになりながら鑑賞していたことを思い出しました」(50歳男性)
・「うっすらとした思い出ですが、涙が止まらずに見ていた記憶があります」(52歳男性)
・「俳優さんの儚い演技が感動的だった」(44歳女性)
・「竹内結子さんの演技が大好きで、よかった!」(55歳女性)
・「いい恋愛映画でした。ヒロインの竹内さんもあいまって余計に泣ける……」(35歳男性)
・「竹内結子さんの演技が好き。どこか物悲しく、色っぽい。亡くなられたことは未だに信じられない」(48歳男性)
・「竹内結子さんと中村獅童さんの演技は素晴らしかったけど、その後の中村獅童さんの私生活の不倫で興ざめした」(43歳男性)
『蒲田行進曲』
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出典:amazon
劇作家・つかこうへいの代表作を自身で脚色し、深作欣二監督が映画化。映画『新選組』の撮影中の撮影所を舞台に、主役を張る大スター・銀四郎と彼を慕う大部屋俳優・ヤス、そして銀四郎の彼女の女優・小夏の織りなす、切なくも愛おしい人間模様が描かれる。
監督/深作欣二
公開年/1982年
ユーザーコメント
・「つかこうへい作品の芝居を見たから」(56歳男性)
・「原作の作家・つかこうへい自身の脚本による力作で、素晴らしかった」(68歳男性)
・「松坂慶子が若くてきれいだった」(52歳男性)
・「撮影や演技にかける俳優たちの映画愛を感じた」(62歳男性)
・「映画以外ダメダメな俳優と、それに惚れた女と、女を押し付けられた付き人のドロドロの関係がコミカルに表現されていて面白かった」(50歳男性)
・「深作欣二作品史上、最高傑作だから」(37歳男性)
・「俳優が個性的で印象に残る作品なので」(57歳男性)
・「愛と感動と笑いがすばらしい」(65歳男性)
『昼顔』
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出典:amazon
2014年にフジテレビ系で放送された連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』のその後を描いた劇場版。不倫が原因で夫と離婚し、新たな街で一人暮らしを始めた女性が、かつての不倫相手と再会。ふたたび逢瀬を重ねるが……。
監督/西谷弘
公開年/2017年
ユーザーコメント
・「普通の主婦の不倫ではあるが、夫婦関係も考えさせられた」(65歳女性)
・「不倫の様子が新しくて、女優さんがドラマ『半沢直樹』の奥様役の方で驚きました」(61歳男性)
・「禁断の恋の映画はとても切なく、泣ける。上戸彩の演技が素晴らしかった」(47歳女性)
・「現実離れした切なさを感じる」(37歳女性)
・「不倫の先の地獄の描写がえげつないから」(47歳女性)
・「恋愛映画と言うより、愛憎劇という印象の方が強かったと思います。当事者の感情や関係する人々の感情の強弱表現がうまく描写されていて、主人公の心情に引き込まれる思いだったが、反面、被害者がいることに視点を変えると、当事者たちの罪深さを責める気持ちにもなったことを覚えています」(59歳男性)
『ハチミツとクローバー』
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出典:amazon
アニメ化やドラマ化もされた羽海野チカの同名の人気漫画を実写映画化。美術大学を舞台に、個性的な面々が巻き起こすさまざまな騒動や、それぞれが抱える自身の才能や生き方への苦悩、不器用かつ純粋な恋愛模様などをみずみずしいタッチで描きだす。
監督/高田雅博
公開年/2006年
ユーザーコメント
・「キュンキュンするから」(37歳女性)
・「見ていて涙が出てくるシーンがたくさんあった」(56歳女性)
・「ストーリーがしっかりできていて、最後は『まさか』でした」(38歳男性)
・「原作漫画の方が面白いが、映画も世界観をうまく表現している」(47歳男性)
・「片思いの駆け引きがうまく描かれている」(45歳男性)
・「原作の雰囲気を壊さず上手く作ってある」(49歳男性)
『タイヨウのうた』
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出典:amazon
太陽の光に当たることのできない難病を抱え、深夜の公園で歌う少女と、サーフィンに熱中する少年との純愛を描く。映画初主演となるシンガーソングライターのYUIが好演。2018年にはハリウッドにてリメイク作も公開された。
監督/小泉徳宏
公開年/2006年
ユーザーコメント
・「YUIの歌声、演技など内容も抜群によかった」(48歳男性)
・「病気で外に出られない少女が恋するストーリーが泣けた。歌もとてもよかった」(44歳女性)
・「YUIの歌う主題歌がとてもいい」(52歳男性)
・「恋愛と難病の組み合わせですが、悲しさ一辺倒ではないストーリー。ヒロインの音楽に対する情熱や恋人へのピュアな愛情に感動した。YUIさんの演技も役柄にぴったり。病気をテーマにした映画やドラマは多いが、この映画が一番好き」(50歳男性)
『四月は君の嘘』
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出典:amazon
自分の弾くピアノの音が聞こえなくなった元天才ピアニストの少年と、自由奔放なバイオリニストの少女。音楽を通じて共鳴しあう2人に訪れる切ない運命を描く音楽ラブ・ストーリー。広瀬すず、山﨑賢人のほか、石井杏奈、中川大志といった若手俳優が好演を見せている。
監督/新城毅彦
公開年/2016年
ユーザーコメント
・「広瀬すずの初々しい姿が見られる映画だった」(62歳女性)
・「見終わった後、悲しさも感じつつ青春のさわやかさも感じられて良かった」(60歳男性)
・「どの年代にも刺さる映画だと思います」(52歳女性)
・「ピアノの音色が好きなのでハマった」(35歳男性)
『Love Letter』
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出典:amazon
テレビドラマやCMなどで注目を集めていた岩井俊二氏の長編映画監督デビュー作。神戸在住の渡辺博子は、婚約者・藤井樹を山岳事故で亡くしていた。樹のことを忘れられない博子は、中学時代に彼が住んでいたという小樽の住所に宛て、手紙を書く。戻ってくるはずのないその手紙に、ある日返事が届く。
監督/岩井俊二
公開年/1995年
ユーザーコメント
・「中山美穂がとても素敵だったから」(49歳女性)
・「純愛ど真ん中といった感じだった」(52歳男性)
・「自分の懐かしい思い出とダブり、胸がキュンとします。映像も非常に美しく、出演者たちもとても魅力的でした」(59歳女性)
・「恋愛映画が特に好きというわけではないが、この映画は最後まで飽きさせずに見せてくれた。中山美穂の演技もよかったように思う」(64歳男性)
・「映像美があり、ストーリーもすごい」(49歳男性)
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
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出典:amazon
岡山県在住の中原尚志・麻衣夫妻の実話に基づいた書籍を瀬々敬久監督が映画化。結婚式のわずか3カ月前に昏睡状態となり記憶を失った麻衣と、彼女を献身的に支えた尚志が、闘病生活を乗り越え結婚式を挙げるまでを描く。
監督/瀬々敬久
公開年/2017年
ユーザーコメント
・「かなり泣けた作品」(50歳女性)
・「難病を乗り越えての結婚式に感動しました」(45歳男性)
・「実話なのがすごいし、改めて好きになっていく過程がいい」(56歳男性)
・「お互いを愛する気持ちは変わらないことの大切さを教わった」(38歳女性)
・「テレビでストーリーを見たときに感動し、実際に映画館にも足を運んだ。周りはカップルばかりだったが、感動して泣きました。人について考えさせられる作品」(45歳男性)
・「すごく感動した映画だったから。実話も知っていた分、余計にのめり込めた作品でした」(40歳男性)
『ただ、君を愛してる』
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出典:amazon
『いま、会いにゆきます』の市川拓司の小説『恋愛寫眞 もうひとつの物語』を実写映画化。大学の入学式で出会った瀬川誠人と里中静流。誠人と一緒にいたいと願う静流は、彼の趣味であるカメラを手にする。しかし、誠人は別の同級生に片想いをしていた。
監督/新城毅彦
公開年/2006年
ユーザーコメント
・「音楽が印象的だった」(39歳男性)
・「宮﨑あおいの演技がよい」(34歳男性)
・「とにかくストーリーが感動できる」(35歳男性)
・「自分もカメラ好きで、主人公とヒロインが写真を通じて互いに惹かれていくところが素敵だと思った。主人公が本当に好きなのは彼女だったと気がついたシーンには、自然に涙が溢れ出てきた」(53歳男性)
・「大塚愛の主題歌に惹かれて、興味を持ったから」(39歳男性)
『嘘を愛する女』
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出典:amazon
医師の恋人と5年間同棲してきたキャリアウーマンが、彼の名前や職業などがすべて嘘だったことを知り、恋人の真実の姿を追う姿を描く長澤まさみ主演のミステリー。運転免許証や医師免許証も偽造して、偽りの人生を送っていた男を高橋一生が演じている。
監督/中江和仁
公開年/2018年
ユーザーコメント
・「長澤まさみの演技がとてもよかった」(55歳男性)
・「キャストが良かったから」(39歳男性)
・「この映画を見て恋愛したくなった」(26歳男性)
『恋文』
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出典:amazon
かつての恋人・江津子が白血病で余命半年だと知ったことから、身よりのない彼女を世話するために仕事も辞め、妻子を置いて家を出た夫・将一。家出をした夫に怒りつつも、江津子の見舞いに行く妻・郷子。夫婦の葛藤と、複雑な愛情模様を描いた連城三紀彦の原作を神代辰巳監督が映画化。
監督/神代辰巳
公開年/1985年
ユーザーコメント
・「とても感動的でよかったから」(37歳男性)
・「純粋なところがよかったです」(52歳女性)
『あの夏、いちばん静かな海。』
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出典:amazon
北野武監督の長編第3作で、北野作品唯一のラブ・ストーリー。サーフィンに打ち込む聾唖の青年・茂と、同じ障がいを持つ貴子を主人公に、2人の紡ぐ感情の機微を静謐なタッチで描く。セリフによる説明を排した演出と、のちに「キタノブルー」と呼ばれることになる、透明感のある映像表現も話題に。
監督/北野武
公開年/1991年
ユーザーコメント
・「その当時の自分の状況を思い出し、懐かしい」(64歳男性)
・「無声映画なのが、想像力をかき立てられた」(50歳男性)
・「北野映画が好きだから」(41歳男性)
・「セリフがほとんどないが、見事な感情表現ができている」(54歳男性)
『百円の恋』
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出典:amazon
自堕落な生活を送る32歳の女性・一子が、百円ショップでのアルバイトをきっかけにボクシングと出会い、徐々に変化していく姿を描く。32歳の引きこもり女性・一子を演じるのは、安藤サクラ。自堕落なだらしない体型から引き締まったボクサー体型へ、劇中で体型を変化させるなど、一子の変化を文字どおり体現してみせた。
監督/武正晴
公開年/2014年
ユーザーコメント
・「純愛な映画に興味が引かれた」(38歳男性)
・「安藤サクラがいい感じの雰囲気を出していた」(74歳男性)
・「身近な感じでとても親近感が湧く映像だったので」(46歳男性)
『娚の一生』
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出典:amazon
都会に疲れ、田舎の祖母の家で暮らし始めたアラサー女性と、かつて祖母と関係があったらしい50代の大学教授。年の離れた2人の共同生活と少しずつ変化していく心を描いた大人のラブ・ストーリー。主人公のつぐみを榮倉奈々が、つかみどころのない哲学者の大学教授を豊川悦司が演じている。
監督/廣木隆一
公開年/2014年
ユーザーコメント
・「劇中に出てくる榮倉奈々さんのスタイルの良さに目を奪われました。豊川悦司さんの演技も、とにかくカッコいい! 作中の祖母の家の雰囲気が自分の祖母の家と似ていたので、ついもう一度帰ってみたくなりました」(38歳男性)
『箱入り息子の恋』
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出典:amazon
35歳で恋愛経験のない独身男性が初めて体験する恋を描く、星野源主演のピュアなラブ・ストーリー。35歳、実家住み、恋愛経験のない市役所勤務の健太郎は、両親の“代理見合い"がきっかけで出会った女性・奈穂子と惹かれあうように。しかし奈穂子に障がいがあることを知った周囲は、2人の恋に反対するが……。
監督/市井昌秀
公開年/2013年
ユーザーコメント
・「とにかくストーリーが面白い」(47歳男性)
・「星野源のたどたどしい演技が今となっては新鮮」(52歳男性)
『ナラタージュ』
高校時代に好きだった恩師と再会したことで、ふたたびび報われない恋に身をやつす女性の姿を大胆に描く。主人公を有村架純が、彼女が恋する教師を松本潤が演じている。
監督/行定勲
公開年/2017年
ユーザーコメント
・「原作も読んでいて、映画でも不思議な世界観が再現されていた」(23歳女性)
『ピース オブ ケイク』
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出典:amazon
主体性のない恋愛をしてきた女性が、心機一転引っ越した先で、新たな恋に落ちる姿をリアリティたっぷりに描いたラブ・ストーリー。新しいアルバイト先の店長で、アパートの隣人でもある京志郎に恋をした志乃。京志郎には恋人がいることに気付きつつも、恋心が止められずにいた……。
監督/田口トモロヲ
公開年/2015年
ユーザーコメント
・「感動できるので、とても好きです」(35歳女性)
・「多部未華子の演技がナチュラルでいい」(57歳女性)
『ストロボ・エッジ』
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出典:amazon
学年一の人気男子に恋をした女子高生が経験する初恋のときめきをみずみずしく描いた廣木隆一監督作。学年一の人気男子・蓮に恋した仁菜子。年上の彼女との問題に苦しむ蓮をそばで支えるうち、2人の距離はだんだんと近づいていき……。
監督/廣木隆一
公開年/2014年
ユーザーコメント
・「原作が好きなので見た。映画も面白かった」(39歳女性)
・「有村架純の演技が素晴らしいから」(49歳男性)
『今度は愛妻家』
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出典:amazon
有名カメラマンながらも、あまり仕事もせずにダラダラと暮らす夫・俊介と、これまで支えてきた夫に愛想を尽かしつつある妻・さくら。結婚10年目の夫婦の結婚生活を、コミカルながらも感動的に描く。カメラマンのダメ夫を豊川悦司が、悩みつつも夫を想う妻を薬師丸ひろ子が魅力的に演じている。
監督/行定勲
公開年/2009年
ユーザーコメント
・「感動した。主演の演技が良かった」(34歳男性)
テーマ別「泣けるポイント」(邦画)
一口に「泣ける恋愛映画」と言っても、何が理由で泣けるかは作品ごとに異なります。
大切な人を失って涙するのか、決して報われることのない切ない恋に泣けてしまうのか、心が張り裂けそうな失恋を目の当たりにしてすすり泣くのか……etc.
いわゆるこういった「泣ける理由」も、涙活をしてスッキリするためには必要な要素と言えます。そこで、泣ける理由ごとに今回の邦画のランクイン作品をまとめてみました。
ハッピーエンド
- 『私をスキーに連れてって』
- 『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
- 『嘘を愛する女』
- 『娚の一生』
切ない恋愛
- 『いま、会いにゆきます』
- 『昼顔』
- 『ただ、君を愛してる』(
- 『百円の恋』
- 『箱入り息子の恋』
- 『ストロボ・エッジ』
- 『今度は愛妻家』
病気で余命が少ない中での恋愛
- 『君の膵臓をたべたい』
- 『タイヨウのうた』
- 『四月は君の嘘』
失恋
- 『あの夏、いちばん静かな海。』
- 『ナラタージュ』
大人も感動必至の恋愛映画(邦画)ランキングまとめ
マイナビニュース会員に最も感動した日本の恋愛映画について聞いたところ、1位は『私をスキーに連れてって』という結果になりました。続く2位は『いま、会いにゆきます』、3位『蒲田行進曲』(9.7%)となっています。
1位『私をスキーに連れてって』は、原田知世、三上博史によるコミカルな80年代の恋愛映画。スキーブームを牽引した作品としても知られています。また「恋人がサンタクロース」などユーミンによる数々の挿入歌もヒットし、広く親しまれることになりました。アンケートでは、バブル期ならではのキラキラした青春模様をノスタルジックに振り返る声が印象的でした。
2位『いま、会いにゆきます』は、市川拓司の原作小説を、竹内結子と中村獅童の主演で映画化。ファンタジー的な設定を用いながら、6週間という限られた時間のなかで家族の純愛を描いています。アンケートでは、ストーリーへの共感や、主役の竹内結子をはじめとする俳優陣の演技を賞賛する声が目立ちました。とくに昨年亡くなった竹内に関しては、映画への想いとともに、その死を惜しむ声が多く寄せられています。
3位『蒲田行進曲』は、日本映画史上に残る名作として今も人気が高い作品です。劇作家・つかこうへいが自身の代表作を自分で脚色したということもあり、つかファンも納得の仕上がりと言われています。風間杜夫、平田満といった実力派俳優陣も好演。映画撮影所が舞台なだけに、役者たちの業や映画愛、人間関係の機微の描写に感銘を受けたというコメントが寄せられていました。第6回日本アカデミー賞など各賞を多数受賞した名作です。
泣ける恋愛映画(洋画)ランキング
続いて、洋画の投票結果をランキングで発表します。さて、どんな作品がランクインしているでしょうか。
1位『タイタニック』(1997年公開/27.5%)
2位『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年公開/17.1%)
3位『プリティ・ウーマン』(1990年公開/8.6%)
4位『ノッティングヒルの恋人』(1999年公開/4.9%)
5位『ラ・ラ・ランド』(2016年公開/3.9%)
6位『きみに読む物語』(2004年公開/2.8%)
7位『ユー・ガット・メール』(1998年公開/2.5%)
7位『アメリ』(2001年公開/2.5%)
9位『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』(2013年公開/1.4%)
9位『天使のくれた時間』(2000年公開/1.4%)
9位『ラブ・アクチュアリー』(2003年公開/1.4%)
12位『恋におちたシェイクスピア』(1998年公開/1.2%)
12位『50回目のファースト・キス』(2004年公開/1.2%)
14位『ホリデイ』(2006年公開/0.9%)
15位『ラブ・アゲイン』(2011年公開/0.7%)
15位『her/世界でひとつの彼女』(2013年公開/0.7%)
17位『あと1センチの恋』(2014年公開/0.5%)
17位『31年目の夫婦げんか』(2012年公開)/0.5%)
17位『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年公開/0.5%)
17位『きっと、星のせいじゃない。』(2014年公開/0.5%)
21位『はじまりのうた』(2013年公開/0.2%)
21位『恋愛適齢期』(2003年公開/0.2%)
海外の泣ける恋愛映画一覧
ランクインした作品のあらすじやキャストを紹介していきます。
『タイタニック』
タイタニック号沈没という実際にあった海難事故を題材に、ジェームズ・キャメロンが映画化した超大作。船内で運命的に出会った身分違いの若い男女の純愛を、豪華客船タイタニック号の巨大セットやVFXを駆使したスペクタクルな映像とともに描きだす。日本を含め、全世界で大ヒットを記録した。
監督/ジェームズ・キャメロン
公開年/1997年
ユーザーコメント
・「何回見ても泣ける。ディカプリオが最高にカッコいい」(41歳女性)
・「スケールの大きさと、人間一人ひとりの性格と小さな想いが大きく表現されており、感動した」(68歳男性)
・「現在と事故当時を合わせた描写とストーリー展開、それに合わせた心に残る挿入歌や挿入曲もいい」(59歳男性)
・「かなり長編の映画だったが、終盤の恋が実る部分では思わず涙があふれるほど感動した」(50歳男性)
・「長い映画だが、クライマックスへ向けてさまざまな登場人物の心情が描かれていて共感と覚悟、感動するよい映画だと思う」(38歳男性)
・「悲恋ものであるが、恋に落ちるまでの展開や最後の別れのシーンまでが印象的でよかったので」(39歳女性)
・「船が沈む極限状態のなかで垣間見えた人間の醜さ、尊さがよく詰まった作品だった」(45歳男性)
・「今まで見た長編映画のなかで最も時間が過ぎるのが早く感じるくらい見入ってしまう。2人の恋愛と脱出劇がリアルに映っていて、現実味とクオリティの高さがあり、今でも再放送があれば見てしまう」(39歳男性)
・「船上で貧しい若者と金持ちのお嬢様が密かに会ってお互いの愛を深めていたが、船が事故に遭って沈没するとき、最後に若者が海に沈んでいく悲惨な別れ方をしたシーンが頭に強く残っている」(63歳男性)
・「前半のラブロマンスから後半の絶望感まで、長時間映画ながら一瞬たりとも見る人を飽きさせない。さらに映像も音楽もよし、登場するキャラクターも個性があってよい」(46歳女性)
・「タイタニックは映画館でも3回、その当時はDVD等がなくVHSのビデオを購入し、切れて観られなくなるくらい観ました。俳優さん皆さんが演技力もよくて現実感があり、目の前で起こっている様子に見えて感動しました」(45歳女性)
『ゴースト/ニューヨークの幻』
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暴漢に殺された男性がゴーストとなり、恋人に迫る危機を防ぐロマンティックなラブ・ストーリー。自分の存在を認識できない彼女とのコミュニケーションのもどかしさやおかしみ、ファンタジー、ホラー的な要素などもバランスよく織り込み、大ヒットを記録した。
監督/ジェリー・ザッカー
公開年/1990年
ユーザーコメント
・「ずいぶんと昔に見た映画。使われている音楽が印象的で、切ない感じがあった」(62歳男性)
・「嘘でも本当になる。ありえないことでも真実味を感じる、フィクションの力が現実を凌駕するのを、このとき覚えました」(44歳男性)
・「普通の恋愛映画ではなくて、ファンタジーやコメディも入っていて今も見たくなる映画。音楽も素晴らしい」(50歳男性)
・「当時は想像もしない、奇想天外なストーリーだと思った。幽霊モノでも、ホラーではなくラブ・ストーリーになるものだと感動した記憶がある」(62歳男性)
・「あの時代、ゴースト=怖いという概念が覆った映画でした。とても深い愛が感じられるストーリーで、何回見ても泣けます」(19歳女性)
・「恋愛物はあまり好きではないけど、幽霊になっても彼女を護ろうとするのがよかった。自分なら怖いけど、まあそれだけ愛し合っているということでしょう」(48歳女性)
・「今までにない表現方法で恋愛を語った映画だと思います。幽霊になった後悔を、生き残った者と一緒に晴らしていくストーリー展開は飽きを感じず、思わず次のシーンに期待してしまいました。パロディ部分やサスペンス部分も盛り込まれていて、最後はハッピーエンド。後世になってもすべてが楽しめる映画だと思います」(59歳男性)
・「ろくろを回すシーンがとても印象に残っています」(49歳男性)
『プリティ・ウーマン』
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シンデレラ・ストーリーの古典『マイ・フェア・レディ』をベースに、現代的なアレンジで蘇らせた作品。ウォール街の成功者が気まぐれからハリウッドのコールガールと1週間のアシスタント契約を結び、彼女をエレガントな淑女へと変身させる。やがて2人はお互いに惹かれていき……。
監督/ゲイリー・マーシャル
公開年/1990年
ユーザーコメント
・「主演女優と男優の演技がよかった」(66歳男性)
・「シンデレラ・ストーリーと、俳優さんと音楽がよかった」(31歳女性)
・「ジュリア・ロバーツが洗練されていくところ」(51歳男性)
・「コールガールが社会的に認められていく成功物語であることが前提な、恋愛物語。見ていて面白い」(64歳男性)
・「自由気ままな女性を、裕福な紳士が立派なレディに仕上げていくストーリーで、心の葛藤と思いどおりにならない駆け引きがストーリーを面白くしている。最後はハッピーエンドで安心して見ていられる」(65歳男性)
『ノッティングヒルの恋人』
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英・ロンドン西部のノッティングヒルを舞台にした、ユーモラスな語り口のロマンティック・コメディ。小さな書店を営む冴えない男性ウィリアムと、彼の店を偶然訪れた華やかなハリウッド女優アナ。2人は互いに惹かれあい、やがて恋に落ちる。
監督/ロジャー・ミッシェル
公開年/1999年
ユーザーコメント
・「ヒュー・グラントが格好いい」(45歳男性)
・「若い頃に女の子と一緒に見たので。よい思い出です」(48歳男性)
・「エルビス・コステロの『She』が流れた瞬間、思わず涙がこぼれる……。楽曲が映画を引き立てている。映画における音楽の重要性を認識させられた作品です」(56歳男性)
『ラ・ラ・ランド』
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第89回アカデミー賞で史上最多タイの14ノミネート、史上最年少(32歳)での監督賞など6部門受賞に輝いた恋愛ミュージカル映画。女優の卵とジャズ・ピアニストの恋を、往年のミュージカル作品を思わせる華麗な音楽とダンス、そして見る者の意表を突く斬新な演出とで紡いでいく。
監督/デイミアン・チャゼル
公開年/2016年
ユーザーコメント
・「感動する」(41歳男性)
・「泣けました」(49歳男性)
・「女性は強いよな、と思った」(40歳女性)
・「大人の恋って感じでよかったです」(39歳男性)
・「本格的なミュージカル映画で、歌やダンスが素晴らしかった。映画の軸をなす人間模様やストーリーも面白かったので」(75歳男性)
『きみに読む物語』
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ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化。認知症で過去の記憶を失ってしまった老女と、彼女がいる療養施設に足繁く通い、ある物語を読み聞かせる老人。それは1940年、アメリカの南部を舞台に綴られた若い男女の純愛のストーリーだった。
監督/ニック・カサヴェテス
公開年/2004年
ユーザーコメント
・「内容がリアルで切ないから」(47歳男性)
・「自分の存在を時々忘れてしまう妻へ、大きな愛で最後まで看取り、愛し続けた究極のラブ・ストーリーだと感じた」(59歳女性)
・「介護職の現場で、認知症の患者から若かりし頃の配偶者や初恋の相手だと確信されて、臨機応変な演技をした経験が何度もあります。意外と、本当の配偶者やご家族に対しては頑なに他人だと言い張る方が多い実情を知っているだけに、主人公のご夫婦は真の愛情で深く結ばれていたんだなと胸に染みました」(58歳男性)
・「老いの来たご夫婦の素晴らしい愛を感じました。こう終われたらと思います」(65歳女性)
・「人を愛するという事はこんなにも尊いのだと教えてくれた映画です。歳を重ねて深まる愛情。おじいちゃんおばあちゃんになっても。私にもこんな風に思える人が見つかるかな? 見つけたいな、と思いました。そんな大好きな映画です」(50歳男性)
『ユー・ガット・メール』
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ニューヨークで母親から引き継いだ絵本の店を営むキャスリーン。彼女は互いに顔も知らない男性とEメールのやりとりをすることを楽しみにしていた。彼女の店のそばに大手チェーンの本屋がオープンしたが、実はその経営者は彼女とメール交換をしていた男性だった……。
監督/ノーラ・エフロン
公開年/1998年
ユーザーコメント
・「ほのぼのとしているのがよい」(35歳男性)
・「メグ・ライアンが可愛かったですね……」(52歳男性)
・「当時はメールが新しかったので、こんな形の恋愛もいいねと思った」(51歳男性)
『アメリ』
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フランスはパリ・モンマルトル。両親からの愛をあまり感じられずに成長した空想好きの女性アメリは、ふとしたことをきっかけに他人を幸せにする喜びに目覚める。周りの人たちに愛のあるおせっかいを仕掛けていたある日、変わった青年・ニノに会い、恋に落ちるのだが……。
監督/ジャン=ピエール・ジュネ
公開年/2001年
ユーザーコメント
・「主人公のアメリがとても可愛かった」(56歳女性)
・「映像が印象的でおしゃれな感じがする」(57歳男性)
・「感動。フランス作品。本作でアメリ女優を初めて見た。観終わり、劇場を出、歩き出したとき、なんだか幸せっぽいフワッとした気分になっていた。よい波動。ゆるやかにテンションが上がっていた」(56歳女性)
・「普通の恋愛映画とはとは違っていてとても面白かったから」(45歳男性)
『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』
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タイムトラベルの能力を持つ男性が、何度も時を繰り返して理想の人生を送ろうとする姿を描くSFロマンティック・コメディ。自分の過去に行けるタイムトラベルの能力を持つティムは、一目ぼれした女性・メアリーとの恋愛のため、何度も過去に戻って仲を深めていく。やがて2人は結婚し、娘が生まれるが……。
監督/リチャード・カーティス
公開年/2013年
ユーザーコメント
・「キャストも脚本も魅力的」(38歳男性)
・「人生の教訓を学べるから」(41歳男性)
・「タイムリープを最も効果的に用いた作品だと思う」(52歳男性)
『天使のくれた時間』
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大手金融会社の社長として充実した日々を送るジャック。彼は13年前、当時の恋人ケイトと別れ、ビジネスに専念することで現在の成功を手にしていた。ある日、黒人青年の姿をした天使の導きで、ありえたかもしれないもうひとつの世界、ケイトと結婚して郊外で暮らす人生を体験することになる。
監督/ブレット・ラトナー
公開年/2000年
ユーザーコメント
・「取り戻せない過去が切ない」(44歳男性)
・「見応えがあり、感動できます」(41歳男性)
・「悲しいストーリーに泣きました。何となく心が温まり得した気分になれる映画です」(73歳男性)
『ラブ・アクチュアリー』
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クリスマス前のロンドンを舞台に、19人の老若男女が繰り広げるロマンティック・コメディ。秘書に恋する英国首相、年老いて落ちぶれたロックシンガー、妻を亡くした男と、初恋に悩むその義理の息子、同僚に恋する内気なOL……。クリスマスの5週間前からはじまる、ロンドン各地の恋物語が描かれる。
監督/リチャード・カーティス
公開年/2003年
ユーザーコメント
・「豪華なキャストでストーリーもよく出来ていた。見終わったあとにホッとするような映画が好き」(46歳男性)
・「豪華スターが共演していて、たくさんの出会いと恋の話をひとつに凝縮したステキな作品だったからです」(48歳女性)
・「オムニバス形式で、いくつかあるうちの恋に感情移入できる作品だと思います」(49歳女性)
・「色んな恋愛が溢れて幸せな気分になれる」(56歳男性)
『恋におちたシェイクスピア』
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ペストが蔓延する16世紀末のロンドン。新たな戯曲「ロミオとジュリエット」の準備に勤しむ若き日のウィリアム・シェイクスピアは、芝居を愛する資産家の娘ヴァイオラと出会い、やがて恋に落ちる。だが、シェイクスピアは既婚者であり、ヴァイオラには婚約者がいた……。
監督/ジョン・マッデン
公開年/1998年
ユーザーコメント
・「感動して涙が止まらなかった」(49歳女性)
・「グウィネス・パルトローが美しかった」(55歳男性)
・「シェイクスピアという劇作家のプライベートが、哀しくも愛しく描かれている」(60歳男性)
『50回目のファースト・キス』(2004年公開/0.7%)
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事故の後遺症で記憶障害になり、前日のことが思い出せないルーシーと、彼女に一目ぼれしたヘンリーの一途な恋を描くロマンティック・コメディ。ヘンリーは、前日の記憶を保てないルーシーに毎日告白し、ルーシーは何度もファースト・キスを繰り返す……。ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーが見事なコンビネーションを見せるキュートな一作。
監督/ピーター・シーガル
公開年/2004年
ユーザーコメント
・「ストーリーが感動的な映画だから」(48歳男性)
・「主人公の記憶がなくなっていってしまう姿がなんとも切なく、心に響きます。周りがそれに気づかないように合わせてくれている愛の深さにも感動するばかりです」(41歳女性)
『ホリデイ』
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イギリスとロサンゼルスに暮らす女性が過ごす、2週間の特別なクリスマス休暇を描いたロマンティック・コメディ。お互いの家を交換して暮らす“ホーム・エクスチェンジ"のウェブサイトで知り合ったアイリスとアマンダは、休暇中にお互いの家を交換して暮らすことに。休暇中、彼女たちはそれぞれ恋に落ちるが……。
監督/ナンシー・マイヤーズ
公開年/2006年
ユーザーコメント
・「キャメロン・ディアスが可愛かった」(41歳男性)
・「恋の甘さも切なさも両方あって良かった」(52歳女性)
『ラブ・アゲイン』
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妻に離婚を宣告された真面目な中年男性が、若いプレイボーイの手ほどきを受け魅力的な男性に変身し、妻や子どもたちとの関係を再構築していく姿を描くラブ・コメディ。スティーヴ・カレルが真面目な中年男・キャルを演じ、ライアン・ゴズリングがナンパ術を教えるプレイボーイのジェイコブを演じている。
監督/グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
公開年/2011年
ユーザーコメント
・「男女のあらゆる恋愛模様が楽しめる作品」(70歳男性)
『her/世界でひとつの彼女』
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AIで進化するOS“サマンサ"に恋した男性を描く、SFラブ・ストーリー。妻と離婚調停中のセオドアは、PCに最新型のOS・サマンサをインストール。知的でセクシーな音声でコミュニケーションできるサマンサに、セオドアは惹かれていくが……。サマンサの声はスカーレット・ヨハンソンが演じている。
監督/スパイク・ジョーンズ
公開年/2013年
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監督/クリスティアン・ディッター
公開年/2014年
『31年目の夫婦げんか』
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メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズという名優2人が、結婚31年という熟年夫婦を演じた大人のロマンティック・コメディ。お互いに無関心になっていくことに悩むケイは、夫のアーノルドに無断で“カップル集中カウンセリング"に申し込むが……。
監督/デヴィッド・フランケル
公開年/2012年
『ブリジット・ジョーンズの日記』
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ロンドンで暮らす32歳の独身OL、ブリジット・ジョーンズの毎日を赤裸々に描き、世界的にヒットした人気シリーズの第1作。ブリジットを演じたレニー・ゼルウィガーは体重を増量して撮影に臨んでいる。ブリジットの恋の相手役は人気英国俳優のコリン・ファースとヒュー・グラントが務めている。
監督/シャロン・マグアイア
公開年/2001年
##『きっと、星のせいじゃない。』
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監督/ジョシュ・ブーン
公開年/2014年
『はじまりのうた』
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恋人にフラれた失意のシンガーソングライターと、妻子と別居し仕事もうまくいかない音楽プロデューサー。どん底にいる2人が、ニューヨークの街の中で音を集め、曲を作っていく姿を描く感動の音楽映画。キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロが音楽を通じて心を通わせる2人を演じている。
監督/ジョン・カーニー
公開年/2013年
『恋愛適齢期』
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30歳以下の女性しか恋愛対象にならないというプレイボーイのハリー(63歳)と、人気劇作家・エリカ(54歳)の恋を描いた大人のラブ・コメディ。ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンという名優2人が、ユーモアと哀愁を感じさせるリアルな恋愛模様を見せている。
監督/ナンシー・マイヤーズ
公開年/2003年
テーマ別「泣けるポイント」(洋画)
一口に「泣ける恋愛映画」と言っても、何が理由で泣けるかは作品ごとに異なります。
大切な人を失って涙するのか、決して報われることのない切ない恋に泣けてしまうのか、心が張り裂けそうな失恋を目の当たりにしてすすり泣くのか……etc.
いわゆるこういった「泣ける理由」も、涙活をしてスッキリするためには必要な要素と言えます。そこで、泣ける理由ごとに今回の洋画のランクイン作品をまとめてみました。
ハッピーエンド
- 『プリティ・ウーマン』
- 『ノッティングヒルの恋人』
- 『ユー・ガット・メール』
- 『アメリ』
- 『天使のくれた時間』
- 『ラブ・アクチュアリー』
- 『ホリデイ』
- 『ラブ・アゲイン』
- 『あと1センチの恋』
- 『31年目の夫婦げんか』
- 『ブリジット・ジョーンズの日記』
- 『恋愛適齢期』
切ない恋愛
- 『ゴースト/ニューヨークの幻』(
- 『ラ・ラ・ランド』
- 『きみに読む物語』
- 『50回目のファースト・キス』
病気で余命が少ない中での恋愛
- 『きっと、星のせいじゃない。』
失恋
- 『タイタニック』
- 『恋におちたシェイクスピア』
- 『her/世界でひとつの彼女』
大人も感動必至の恋愛映画(洋画)ランキングまとめ
マイナビニュース会員に最も感動した恋愛映画(洋画・海外映画)を聞いたところ、27.5%とダントツの支持を集めた『タイタニック』がトップに輝きました。続く2位は『ゴースト/ニューヨークの幻』、3位は『プリティ・ウーマン』となっています。
1位『タイタニック』は、全世界の興行収入21.9億ドル、主演のレオナルド・ディカプリオの名を世界に知らしめた大ヒット作。第70回アカデミー賞では14部門ノミネート・11部門で受賞と、いずれも歴代最多の結果に輝きました。貧しい青年と上流階級の娘との悲恋という定番の設定と、タイタニックの沈没を迫力あふれる映像で描き、観客の心に強い印象を残していたようです。アンケートでも、ラブロマンスとパニック部分との対比と、それによって強調される悲劇性に言及するものが目立ちました。
2位『ゴースト/ニューヨークの幻』は、恋愛映画でありながら主人公が幽霊、ファンタジーやホラー、コメディの要素も取り入れるなどしたユニークな作品。主演のパトリック・スウェイジ、デミ・ムーアのほか、コメディリリーフとなる霊媒師役を好演したウーピー・ゴールドバーグも注目を集めました。コメントではやはり設定・ストーリーの面白さや、貫かれた深い愛に共感する人が多かったようです。ライチャス・ブラザーズが歌う主題歌「アンチェインド・メロディ」も大ヒットしました。
3位『プリティ・ウーマン』は、『マイ・フェア・レディ』をベースにしたシンデレラ・ストーリー。コールガールからレディへと華麗な変身を遂げる主人公をジュリア・ロバーツが見事に演じました。1990年度全米興行収入第1位となる大ヒット作です。アンケートでもやはり、ジュリア・ロバーツの演技を評価する声が多くあがりました。皆さんご存じのとおり、ジュリア・ロバーツは今作を足がかりに、ハリウッドを代表する大スターとなりました。
そのほかの作品も、名作の誉高い恋愛映画が顔を揃えています。上位作の主演女優を見ると、ジュリア・ロバーツ、グウィネス・パルトロー、メグ・ライアン、オドレイ・トトゥなど、ロマンティック・コメディ作品でブレイクし、その後大スターへと躍進したそうそうたる顔ぶれが並ぶ結果となりました。
今回ご紹介したランキングを参考に恋愛映画を鑑賞して、愛について思いをはせてみてはいかがでしょうか。