KDDIは6月24日、動物園を内外で楽しめるアプリ「one zoo」に、AIカメラで動物の個体を見分けてさまざまな情報を調べられる新機能「one zooスコープ」を新たに追加する。6月24日から提供を開始する。利用には無料会員登録が必要。

  • スマホのAIカメラで動物の個体を見分けてさまざまな情報を調べられる「one zooスコープ」

one zooスコープは、動物園をより深く楽しむためのアプリ「one zoo」の新機能。動物にカメラをかざすと、AIで動物の個体を判別。名前 / 誕生日 / 家系図などの詳細な情報を表示する。AIでの個体識別は、Linneの「LINNÉ LENS API」を利用している。動物の情報を個体別に深く知ることで、動物園での体験価値向上と個体別に愛着を持ってもらいたいという狙いがある。

one zooスコープで撮影した動物は、自宅に帰ったあとでも情報の閲覧が可能。フォローすることで動画も見られる。6月24日からは、one zooの提携動物園に名古屋市東山動植物園(愛知県)を追加する。そのほかの対象動物園と動物個体は以下の通り。

旭川市 旭山動物園(5種12匹)

カバ(3頭)、ボルネオオランウータン(3頭)、ライオン(1頭)、アミメキリン(2頭)、シンリンオオカミ(3匹)

よこはま動物園ズーラシア(5種14匹)

オカピ(4頭)、インドゾウ(2頭)、ホッキョクグマ(3頭)、レッサーパンダ(3頭)、ヒガシクロサイ(2頭)、

名古屋市東山動植物園(5種17匹)

ニシゴリラ(5頭)、スマトラトラ(2頭)、アジアゾウ(4頭)、ライオン(3頭)、アミメキリン(3頭)

  • 天王寺動物園(5種11匹)

カバ(3頭)、ホッキョクグマ(1頭)、ライオン(3頭)、ヒガシクロサイ(2頭)、キリン(2頭)

「auスマートパスプレミアム」におけるマルチアングル動画配信

auスマートパスプレミアム会員向けとして、東山動植物園の動物を見たい視点から見られるマルチアングル動画を配信中。配信動画は以下の4種類。

  • 動物園でバーチャル餌やり体験in東山動植物園Vol.1
  • 動物園でバーチャル餌やり体験in東山動植物園Vol.2
  • バーチャル動物園ツアー 東山動植物園Vol.3
  • 【番外編】ZOOむイン!動物たちの一日in東山動植物園