Lenovoは6月23日、高性能ノートPC「ThinkPad X1 Extreme」の最新モデル「ThinkPad X1 Extreme Gen4」をグローバル発表した。2021年8月に発売予定で、価格は2,099ユーロの見込み。日本での取り扱いは未定。
「ThinkPad X1 Extreme Gen4」は4辺狭額縁を採用し、これまで15.6型だった画面サイズを16型に拡大した。アスペクト比は16:10。画面は最大で4K HDR400対応の高輝度ディスプレイが選択できる。画面サイズが大きくなった一方で本体サイズは前モデルとほぼ同等、重さも1.82kgにとどめた。
プロセッサは最大で第11世代Intel Core i9 Hシリーズ(vPro)を、グラフィックスは最大でNVIDIA GeForce RTX 3080 16GBを搭載可能。内部の冷却機構も改善され、デュアルファンを搭載し風量を増加するなどして冷却効率を上げた。このほかメモリは最大64GB、ストレージは最大2TB PCIe Gen4 SSDを搭載できる。
また、タッチパッドエリアが大型化されたほか、指紋センサーを電源ボタンと統合することでスムーズにサインインできるようになっている。Dolby Atoms対応のスピーカーも大型化しキーボード左右に配置。カーボンファイバーのパターンが映える天板デザインが採用されている。
インタフェースはHDMI 2.1やUSB 3.1 Type-C、Thunderbolt 4(DisplayPort 1.4対応)、SDカードスロットなど。オプションで5Gをサポートし、nanoSIMスロットの選択が行える。本体サイズはW359.5×D253.8×H17.7mm、重さは1.82kg。