NEXERが運営する日本トレンドリサーチは6月21日、「社内連絡」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月16日~18日、65歳以下の働く男女400名(20代以下、30代、40代、50代、60~65歳、各年代80人)を対象にインターネットで行われた。

  • あなたが社内連絡をする時、主にどの方法を使いますか?

    あなたが社内連絡をする時、主にどの方法を使いますか?

主な社内連絡の手段を聞くと、57.3%が「メール・チャット」、34.8%が「電話」という結果に。これを、働き方(デスクワークか否か)別にみると、「主にデスクワーク」という人の74.9%が「メール・チャット」と回答。一方、「デスクワークではない」人は、半数以上が「電話」(55.6%)を利用しており、デスクワークの時間が多い人ほど「メール・チャット」の利用が多く、デスクワークの時間が少ない人ほど「電話」を利用する傾向が見てとれた。

また、自分が社内連絡を受ける場合、どの方法が良いと思うか尋ねたところ、全体の64.5%が「メール・チャット」と回答。社内連絡をする場合と同様に、デスクワークの人ほど「メール・チャット」(78.9%)で連絡を受けたいと思っていることがわかった。

  • 社内連絡について“電話連絡であることが迷惑”だと感じたことがありますか?

    社内連絡について“電話連絡であることが迷惑”だと感じたことがありますか?

社内連絡の手段として「メール・チャット」が好まれる傾向にあることがわかったが、「社内連絡について"電話連絡であることが迷惑"だと感じたことがありますか?」と質問したところ、54.3%と半数以上が「ない」と回答。また、「社内連絡の内容によっては、電話連絡のほうが良いこともあると思いますか?」という問いでは、85.8%と多くの人が「思う」と回答したことから、やはり緊急時などは、電話連絡のほうが良いと考えている人が多いよう。

しかし一方で、14.3%の人はどのような連絡も電話ではないほうが良いと考えており、その理由について尋ねると、「お互いの都合があるし、メールなど履歴が残した方がトラブルが少ない」「けっこううるさい場所での作業とかもあるので、電話だと聴き取りにくい」「リアルタイムのやり取りは考えがまとまらないから」「自分が集中して仕事をしている時にペースが乱されてしまうのが嫌」「いきなり言われてもメモを取れないときがあるから」といった意見が寄せられた。