キヤノンは6月21日、東京オリンピック(東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会)の期間中、選手村ビレッジプラザ(東京都中央区)内に「Photo Studio」を出店し、滞在するアスリートに対してフォトサービスおよびプリントサービスを提供すると発表した。特設スタジオでの撮影サービスや、アスリートのスマホに保存されている写真のプリントサービスを提供する。
選手村ビレッジプラザは、カフェや雑貨店などさまざまなサービスを利用できるアスリート向けの施設。コロナ禍の影響で、アスリートは原則として競技場、選手村、練習場以外への外出が禁じられ、厳格な行動管理の下で生活することになる。
そのように自由の少ないアスリートにまたとない体験を提供すべく、キヤノンが選手村ビレッジプラザ内に設置するのがPhoto Studio。特設のフォトスタジオでは、個人やグループの撮影サービスを実施し、有料のプリントサービスも提供する。アスリート自身のスマホに保存されている写真をセルフプリントできる有料のプリントサービスも用意し、オリジナルフレームを合成して店内の端末からプリントできる。
キヤノンは、オリンピアン・パラリンピアンが東京オリンピックに向けて仕上げた最高の瞬間を写真に切り取り、その思い出を写真にして持ち帰るという体験を提供し、大会に貢献するとしている。